すっかり生活の中に定着したコンビニコーヒー(この場合は紙コップで提供される形式という意味で捉えていただければ幸いです)ですが、価格上昇の波には逆らえませんね。税込100円というワンコインで飲むことができたものが、じわじわと上がっています。コーヒーは特に原価がかなり上がっていますしね…。

でも少しポジティブに考えてみれば、ですよ。これまで選ばなかった「高級」「プレミアム」と呼ばれる、つまり「高い方」のコーヒーも視野に入ってきませんか?変な言い方ですが「どうせ高くなったのであれば…」と思考を転換してみるのです。100円でなくなったのであれば、140円と170円の差ってそれほど大きな違いに感じないのではないでしょうか?
そんなわけで今回も「高級」コンビニコーヒーに注目してみましょう。
セブンイレブン「水素焙煎」160円

何かと話題ですね、水素焙煎。UCCの技術で、先日開催された「SCAJ2025」でもフィーチャーされておりました。具体的にどのような焙煎なのか、セブンイレブンとUCCのサイトで詳しく解説されていますが、CO2排出量の低減といった環境への配慮と共に「火力の調整幅が広い」というメリットがあるようです。ではどう違うのか。どんな豆を使っているのかは分からないんですけど、実際に飲んでみました。
…おお、はっきり言って「スッキリして美味しい」ですね。雑味を感じさせずに爽やかな酸味と甘みを実現していて、それでいて物足りなさはありません。普通のコーヒーとの価格差は20円、これなら個人的には水素焙煎の方を選びたくなります。ただ脂っこいものを食べた後には、ガツンとした苦味を持つ普通のコーヒーも良いかもしれませんね。そうでなければ、圧倒的に水素焙煎かな~。

ファミリーマート「モカブレンド」170円

定番となりました、粕谷哲氏監修のモカブレンド。今回はコーヒーマシンが順次変わっております。この新マシンも粕谷氏の要望が加味されているということで、よりハンドドリップに近い味わいが得られるとのことです。なかなか新しいマシンの店に当たらなかったので時間が掛かりましたが、ようやく新マシンが淹れるモカブレンドを飲むことができました。

…なるほど、後味のスッキリ感が出てきましたね。これまでのモカブレンドに若干感じていた「キツい」後味が改善されています。これでモカ本来の香りだったり甘さが際立ってきますね。毎年何らかの改良を加えてくるあたり、ファミマと粕谷氏とのコラボはますます強固なものとなっていますね。
ミニストップ「グアテマラ100%」170円

何と、ミニストップのプレミアムコーヒーはブレンドではなく単一銘柄、シングルオリジンの「グアテマラ」で来ました。深煎りではありますが2つの方法で焼き分けた豆をミックスしているとの事で、かなり凝った工程を経ています。
飲んだ感想としては、「あ、普通にグアテマラだ」というものでした。グアテマラって、苦味酸味甘み全てをバランス良く兼ね備えていてブレンドに近いような印象がありますね。これは美味しいですよ。深煎りだけどマイルドで飲みやすい。それでいてしっかり主張もある、そんなグアテマラらしさが満載です。さすが小売店「カフェランテ」もイオンモールなどで展開するイオングループ。コーヒー豆の調達には一日の長があるのかもしれません。
話題の「水素焙煎」は評判に違わぬ美味しさでした。「コンビニコーヒーの新たなテイスト」とも言えるかもしれませんね。ファミマも毎年何らかのアップデートを行っていて、今回は機材の変更なのでスタンダードなコーヒーも美味しくなっているかもしれません。また、それほど話題にはなっていないもののミニストップの「グアテマラ」は驚きのシングルオリジン、まさに「当たり」でした。コンビニで数十円の差額を払えば「ちょっとした贅沢な気分」を味わうことができる、これっていいんじゃないでしょうか。


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