以前は毎日のように飲んでいたコンビニコーヒー。現在は自分でドリップするようになったのと、生活の変化で飲む頻度は減りました。なので逆に、たまに飲むなら…と各コンビニの高級タイプを飲む機会は増えたかもしれません。
去年もこの「高級コンビニコーヒー」はレビューしてみましたが、各社またマイナーチェンジあるいはフルモデルチェンジを果たしてきているので、あらためて各社の高級コーヒーを比較して、「2024年3月(時点)版」をレポートしたいと思います。
セブンイレブン ブルーマウンテンブレンド
2022年に登場してコンビニコーヒーとは思えない高単価商品なのに人気を博した「ブルマン」ブレンド、今回もリニューアルして登場。記憶との比較ですが、コクと口当たりの良さが両立して、以前のブレンドが「昭和の香りを残しつつ…」という雰囲気だったのが「現代的なスペシャリティ的な味わい」にマイナーチェンジした感があります。価格は税込250円。
ファミリーマート モカブレンド
昨期と同様「粕谷哲」氏の監修ですが、特筆すべきは価格を160円から140円(Sサイズ)に下げてきたこと。これがクオリティに悪影響を与えて…は、全くいませんでした。むしろ、甘さとスッキリした酸味が出ていてモカらしさがさらに際立っていると感じました。2年目で、粕谷氏がさらにノウハウをうまく注ぎ込めたのではないか、と推察されます。いや、お買い得感がありますね。
ローソン モカブレンド
ローソンが遂に高級コンビニコーヒー分野に打って出た!「猿田彦珈琲」監修(通常のコーヒーも監修との事)という事で、期待感は高まりますね。ローソンと言えば、ドリップではなく「エスプレッソ抽出」なので、表面にクレマが立ちます。公式サイトによると、モカは75%もブレンドされているそうです。味の方は抽出の違いもあってか、ファミマよりもコクや苦味が先に立つでしょうか。アフターにモカらしい甘さを感じますね。いわゆる深煎りのモカの味と言った方がわかりやすいかもしれませんね。価格はSサイズで税込160円です。(※こちらは販売店舗が限られています)
ミニストップ プレミアムエメラルドマウンテンブレンド
昨年「マンデリン」で極私的No. 1を獲ったミニストップですが、今回はコロンビアの最高品種「エメラルドマウンテン」。私も好きな豆ですね。味の方は飲み始めは煎りを深くしているのか重めなテイストでしたが、冷めてくると本領を発揮してきますね。雑味の少ない柑橘系の酸味とカカオのような甘味が際立ちます。価格はSサイズで税込140円です。
今回はリピートするならばファミマの「モカブレンド」でしょうか。この価格で明らかにレギュラーとは差をつけていると思います。(レギュラーもこれはこれでおいしいですよ。)高級タイプは、冷めてからも美味しいというところが違いかな、とは感じています。ゆっくり飲むのも良いですね。
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