80年代洋楽を思い出す(1)〜「ニュー・ロマンティック」

MUSIC
Exif_JPEG_PICTURE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

私が洋楽に興味を持ち、さらにはどハマりしていった中学生時代、それは82〜3年頃だったでしょうか。ちょうど百花繚乱だった、あの時代です。

ファッションでも現在80’sリバイバルでゆったりした服が流行っていますがそんな「あの」時代、音楽シーンでは何があったのか、思い出しつつ調べつつ、色々と書いていきたいと思います。今回はタイトルにもあるように、こちら。

「ニュー・ロマンティック」

70年代後半イギリスから起こったムーブメントですね。私が聴き始めた頃はもはや終焉に向かっていたので、単純な印象としては当時まだ新鮮だった「シンセサイザー」を使ったポップスあるいはロックと言えば良いのか…まあ、共通するのは結局「ビジュアルがカッコいい」事に尽きるような気はします。いや、まだありますな。いかにも売れそうな、キャッチーなメロディも欠かせませんね。元々は70年代後半からの「ニューウェーブ」の流れとグラムロックのビジュアルなどが融合して…という話すと結構長くなりそうなものではあるのですね。当然、中学生だった自分がその時点でそこまでの事を知る由はありませんでした。「ニューロマ」とか略されていましたね。ここで代表的なアーティストを挙げてみます。

デュラン・デュラン

メンバーのビジュアルが良かった事でアイドル的な人気を博し、ビデオクリップ映えしました。「ニューロマと言えば、サイモン(ボーカル)が着ている裾のひらひらしたシャツ」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。ただ見掛け倒しでは全く無く、バンドとしての実力も確かで、腕も良いし良い曲も作れるというところが現在に至るまで現役であるところの所以でしょう。おすすめアルバムとしては「Seven and the Ragged Tiger」でしょうか。シングルヒットも多いので、ベスト盤も良いですね。

カルチャー・クラブ

何と言っても、リードボーカルであるボーイ・ジョージの中性的なルックスが特徴的なバンドです。音楽性はレゲエやソウルなど多様性もあって、そこにキャッチーなメロディが来るところが最高ですね。80年代といえば、「カーマは気まぐれ」の印象的なフレーズと共にまず思い浮かぶバンドの一つではないでしょうか。アルバムはヒット曲満載の「Color By Numbers」が一番でしょうね。もちろん、ベスト盤があればそれに越したことはないかと思います。

スパンダー・バレエ

個人的にはボーカルの朗々とした歌声が大好きな、耽美派?的なバンド。「ゴールド」「トゥルー」といった、大袈裟とも言える歌い回しが素晴らしいと思いますね。何だかクセになります。やっぱりベスト盤が各種リリースされていますので、活動を網羅できます。数年前まで再結成などして活動していましたが、ボーカリストが脱退してしまっているようで残念…。

ヒューマン・リーグ

ヒットした「愛の残り火」はリアルタイムで聴いてはいませんが、やっぱり女性2人を前面に押し出したのが成功の鍵だったのでしょう。MTVの時代ですからね。ニューロマな時代が終わってからも「ヒューマン」が大ヒットしました。

カジャグーグー

デュランデュランの弟分バンドとしてデビューしました。アイドル的な人気を博しましたが、金銭トラブルで揉めた結果ボーカルのリマールが脱退してしまうという不運もありました。ちなみにリマールは脱退後、映画「ネバーエンディングストーリー」のテーマソングが大ヒットしました。

他にもABC(「ルック・オブ・ラヴ」が大ヒット)、OMD(正しくはオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク、というものすごく長い名前のバンド)といった名前が挙げられますね。

いや〜、これだけ列挙していると何だか懐かしく、こういうキャッチーな売れ線ものも悪くないな〜、と改めて聴きたくなりました。時代の徒花っぽく語られがちですが、このポップセンス全開さは素晴らしいと思いますよ。歌いたくもなりますね(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました