思わず「ジャケ買い」したくなるような、素敵なジャケットの作品は当然ジャズだけではありませんね。そんなわけで今回は「ロック編」、行ってみましょう。
ドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」

何度も拙ブログには登場しているこのアルバム。でもまあ、問答無用かと存じます。買うでしょ、このジャケットだったら。あまりにも有名すぎるので今更取り上げても…とも思いましたが、やっぱり冒頭を飾らせたい気持ちが勝りました。
トム・ウェイツ「娼婦たちの晩餐」

これもまた、ジャケ写が音楽を伝えてくれるような。夜の街から、トム独特のしゃがれ声が聴こえてきそうではないですか。
イエス「こわれもの」

こわれもの、とはこの地球なのか。名高いアートデザイナー、ロジャー・ディーンが手掛け、その後イエスと言えばこの人のジャケ、というイメージが定着しましたね。
ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走」

く~っ、たまらんっ。と言いたくなるカッコよさ。これぞまさにロックですよ。見開きのダブル・ジャケットで裏にはE・ストリート・バンドのメンバーが続けて写っているのがまた、カッコいい(語彙よ)。
ジョン・クーガー・メレンキャンプ「スケアクロウ」

モノクロ写真でデニムジャケット(Gジャン、と言わなくなっちゃましたね)を着たジョンが有刺鉄線の柵に近寄って何を思う?答えはアルバムを聴け!…というジャケ写ですね。
ジャック・ジョンソン「イン・ビットウィーン・ドリームス」

何と言ってもこの「黄色」。レコードの大きさになったらさらに映えました。
ローリング・ストーンズ「ストリップト」

90年代以降のストーンズのアルバムでは最もカッコいいジャケですね。「アンプラグド」なライヴアルバムですが、タイトルも良いし、当然内容も良いのです。さらに音質もグッド。
ニール・ヤング「グレイテスト・ヒッツ」

ベスト盤なのに、このジャケ写のカッコよさよ。CDで持っていましたが、レコードも買っちゃいました。内容も言う事無しで、ニール入門にもそうでない方にも是非一枚。
ノラ・ジョーンズ「ノット・トゥ・レイト」

レコードで買ってみて、あらためて美しいジャケットだな、と。レコードの大きさで想定されているようなバランスの良さ。
オアシス「モーニング・グローリー」

オアシスのジャケはどれも魅力的なのですが、やっぱりこれが好き。ロンドンに行く機会があったら(私は無いと思うけど)、このストリートを歩いてみたいものですね。
エリック・クラプトン「スローハンド」

シンプルだけど、クラプトンを説明するのにタイトルを含めてこれほど的確なジャケ写は無いでしょう、と思わされてしまいますね。
CD時代であっても、良いと思ったジャケットはレコードで欲しくなってしまう事も改めて分かりました(笑)。まだまだ魅力的なジャケットは数多くありますから、また取り上げてみたいですね。
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