レココレ増刊号を読んで

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いやあ、出ているのを知らなかった増刊号。9月に発売されていたらしい「ロック・アルバム  200 ー創刊40周年スペシャル」。増刊だけあってちょっとお値段お高めではありましたが入手しました。ちなみに新品です。なお、メルカリなどしばらくチェックしていたことを告白いたします(笑)。

表紙の数字も分かりづらいですがホログラムっぽくなっています。豪華ですね〜

それはともかく、いわゆる「永久保存版」的な内容ですね。改めて60年代〜90年代から満遍なくセレクトされたベスト200のランキング、そして読者投票によるランキング。この2つの違いが面白かったりします。「評論家ウケ」と「一般リスナーウケ」の違いがわかりますね。まあ、レココレ(あるいはミュージック・マガジン)読者ですから、みなさん相当の「音楽好き」なんですけどね。私はこうした投票があったとは知らず、惜しいことをしました(8月号に載っていたのですが、見逃していましたわ…)。

評論家、読者共に「5〜8月号で選出された計800曲」の中から選んでください、というレギュレーションがあるので、単純な「総合順位」にはならないところも面白かったですね。結局上位には60年代に多い「王道の名盤」が並ぶものの、順位は逆転現象が起こっていました。決選投票みたいな要素もあるので、そういう事はあるでしょうね。また、個人的な順位って選ぶタイミングで変わりますよね、おそらく。

上位にランクされたアルバムは「スルメ」的な作品だなぁ、と思ったりもしました。コマーシャルな作品ではないしキャッチーでも無いですけど、今こうして聴いてみると「なるほど、確かに」と思わせる良さがあります。こうやってまた聴きたいものが増えていくのは、楽しいものですね。数年後には自分の中のランキングも変わっていくかもしれません。

もう一つ、面白かったのが読者が800枚以外から選ぶ「わたしの一枚」。「そうかあ、ロッド・スチュワートは800枚に一枚も入らなかったんだ」「え、スティーヴィーの『トーキング・ブック』って70年代で選外だったのね、意外」と色々な事が分かりました。確かにロッドってアルバムのイメージがあまり無いというか、シングル曲の人という感じだからでしょうかね。

せっかくなので(?)、私も応募したというつもりで800枚の中から20枚と「わたしの一枚」を行ってみようかと思います。ブログに書かなかった、60年代盤だけコメントを入れておきますね。

  • 20位:「ヨシュア・トゥリー」U2
  • 19位:「ラバー・ソウル」ビートルズ
    グッド・メロディの宝庫。歌いたい曲が揃っていますが、特に「イン・マイ・ライフ」は個人的ビートルズ五指に入る超名曲です。
  • 18位:「ボーン・イン・ザ・USA」ブルース・スプリングスティーン
  • 17位:「アンプラグド」エリック・クラプトン
  • 16位:「ドキュメント」R.E.M.
  • 15位:「So」ピーター・ガブリエル
  • 14位:「グレイスランド」ポール・サイモン
  • 13位:「モーニング・グローリー」オアシス
  • 12位:「サージェントペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」ビートルズ
    「アルバム」は曲の寄せ集めにあらず、という当時としては新しい信念を込めた、記念すべき名盤ですね。
  • 11位:「石と薔薇」ストーン・ローゼス
  • 10位:「レッド・ツェッペリンⅡ」レッド・ツェッペリン
    すいません、以前書いたブログで70年代ベストに入れてしまっていました。69年でしたね…
  • 9位:「OKコンピューター」レディオヘッド
  • 8位:「ベガーズ・バンケット」ローリング・ストーンズ
    大人になると、こういうストーンズがジワジワ「来る」んですよね〜。オリジナル盤レコードの音の良さにも驚かされました。
  • 7位:「こわれもの」イエス
  • 6位:「イノセント・マン」ビリー・ジョエル
  • 5位:「aja」スティーリー・ダン
  • 4位:「リボルバー」ビートルズ
    どうしても、最近のリミックス盤が順位を押し上げてしまっている面は否めませんが(笑)、でもやっぱりイイですよ、これは。
  • 3位:「ブルー」ジョニ・ミッチェル
  • 2位:「ネバーマインド」ニルヴァーナ
  • 1位:「ナイトフライ」ドナルド・フェイゲン
  • わたしの一枚:
    「グリーティング」ティムバック3
    本当に誰か思い出して!と言いたくなってしまう、愛おしいデュオ(+リズムボックス)。まさに「ローファイ」の走りではないですか?
こちらがティムバック3「グリーティング」。ジャケも好きです。

しかし、選んでいて感じるのは「つい箔が付いているものを上位に持っていきたくなる」事ですね。職業評論家ならば、啓蒙的な意味合いもあってそうするべきなのは分かりますが、やっぱりエンドユーザーである私までがそうする必要は無いですよね。しかしとは言え、こういうブログでは個人的な好み以上にもっと「名盤」の存在をより多くの人に伝えたい、という気持ちもあります。それらの葛藤が交錯した結果になったと思います。お陰で、それなりにバランスの取れたランキングにできたのではないでしょうか。

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