ビートルズの新曲と「赤盤」「青盤」

MUSIC
Exif_JPEG_PICTURE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

それにしてもまあ、2023年秋の音楽界というのはストーンズとビートルズが席巻する事になっちゃいましたね。

ストーンズのニューアルバムに続いては、ビートルズの「最後の新曲」と「赤盤、青盤」の「2023エディション」が登場です。

まずは「新曲」の「Now And Then」。全英で54年ぶり(!)となるNo. 1ヒットを記録しましたね。しかし「新曲」とはどういう事なのか。未発表曲、とは違うわけですよ。まあ、色々なサイトで説明はされているので技術的な事は省きますが、AIが大きく関わっているという事ですね。埋もれていたジョンの声を現在の技術で取り出す事に成功した、と言えばわかりやすいでしょうか。例の「アンソロジー」の時代では不可能だった事が可能になったわけです。

曲を聴いた第一印象は「ん?ちょっと地味かな」というものではありました。ごめんなさい。また、「ジョンのソロ作みたいだな」というものでもありました。これは「みたい」ではなく元々ジョンのソロですからね。これにポール、リンゴの演奏と95年に残っていたジョージの演奏を組み合わせて完成したわけです。だから「ビートルズ」なんですね。

しかしこの曲のMVを観ると、印象が一変しました。

現在のポールやリンゴと、往年のジョンやジョージが共演している…何だか単純な映像の切り貼りを見るのとは違う感情が込み上げてきます。いやこれ何と言うか、ズルいですよ〜。いかん涙が出てきた。ラストも「ああ、これで最後なんだ」と、何とも言えない寂寥感に襲われました。この曲は…もしかしたら映像込みで完成させているのかもしれませんね。そんなこんなで、最近の鼻歌No. 1になっております(笑)。

そして「赤盤」「青盤」。

「ビートルズのベスト盤と言えば!」というポジションの2枚組アルバム(が2枚)ですね。今年で発売50周年という事、新曲も発表されたという事、これらのタイミングが上手い具合に合致して今回の「2023エディション」が完成しました。

オリジナルは合計54曲だったのが何と、75曲!(今回は「!」マークが多くなっちゃいますね)とまあ、大ボリュームの大盤振る舞いとなっています。10年にも満たない活動期間なのにこの曲数、それでもまだおそらく「この曲が無いじゃないか」と言われてしまうであろうビートルズ、あらためて偉大過ぎます。

まずは「赤盤1962-1966」ですが、アルバム時期としては「Revolver」までになりますね。そしてこの「Revolver」収録曲以外は全て「2023ミックス」を施されての収録となっています。何とまあ、贅沢な仕様でしょうか。ちなみに「Revolver」収録曲も昨年リリースされた「2022ミックス」と同様なので古いわけではないです。このアルバムのステレオミックスが大変良かったので、期待できますね。

聴いた感想としては本当に「初期の作品をまともにステレオミックスで聴く事ができた」に尽きますね〜。これは「ビートルズの前期はモノラルに限る」という概念を覆しかねない、パラダイムシフトとも言えるのではないでしょうか!(大げさな…)

「2023 Edition」と新たに付け加えられております。

しかも、違和感も無く「スルッと」当たり前のように、今までもそうだったかのように自然に受け入れられたのです。これって、かなり凄いことではないでしょうか。どうしてもこうしたミックスというのはやり過ぎると「これじゃない」感が出てしまうものですが、正直な話、以前はそう感じたものも少なくは無かったですが、今回に関してはグッジョブ!とジャイルズ・マーティンを労いたくなりました。

また、私の好きなアルバム「Revolver」からの楽曲が増えましたね〜。評価の高まりを感じます。あの「Tomorrow Never Knows」で赤盤を締めるとは…随分時代も変わったものだと思いますね。赤盤だけでも、ビートルズというバンドの進化を実感する事ができるのではないでしょうか。

さて「青盤1967-1970」。こちらは2023ミックスは6曲と少なめではありますが、最近リマスターしたアルバムが多かったので仕方がないでしょうね。リマスターあるいはリミックスを待つ「マジカルミステリーツアー」収録の3曲、シングル「Revolution」、サントラ「イエローサブマリン」収録の「Hey Bulldog」、「ジョンとヨーコのバラード」B面の「Old Brown Shoe」です。

この中では「I Am the Walrus」が段々「Revolution 9」化していくエンディングが、元々曲が持っていた「怖さ」をさらに増幅していたように思いましたね。

そしてラストに来るのが新曲「Now And Then」。MVで最後に一礼してフェードアウトしていくメンバーを思い浮かべつつ、しめやかに終わります。

ストーンズの回でも書きましたが、こちらもやっぱりレコードが欲しいですね〜。しかし3枚組が2組…先立つものが無いのが個人的な現状ですが、手に入れられる方はカラービニールとか種類も色々あるので今のうちに手に入れておくのが吉でしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました