20年以上前、バックロード作りました(2)

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では、前回からの続きで自分のホームページからの転載でコメントも交えつつ、バックロード製作の思い出を語っていきたいと思います。

この時初めて「端金(ハタガネ)」を使ったんですね。今でも大事に使っています。それにしても難関に次ぐ難関。本当によく頑張っていたなあ、自分…とあらためて実感します。ちなみに「プレッシャーを気にする性格ではない」云々、と書いていますがキャラ作ってますな。若いなあ(笑)、見栄張っていましたわ。

しかし本当にこの「内部構造から組み立てる」のは自分には難しいですわ…。ただ、この時はラワン合板5枚使っていたのですが、そのうち何枚かは正確に1.5mm厚ではなかったんですね。測ってみると1.6mm厚という板もありました。そりゃ、ずれてきますって。

そう言えば「スペース&タイム」のケーブルとか、懐かしいですね。鮮烈な音で価格もお手頃、好きなケーブルメーカーだったのですけど。

遂にブチギレ?て、破壊衝動が出てまいりましたね(笑)。やはり自分の技量では内部だけ先に組み立てるのは不可能だったようです。まあ、ここでやり方を変えたのは良かったんじゃないでしょうか。掲示板でのやり取りで、設計者である「ひょせん」さんに「いや、大変なものを設計してしまったかな」というような事を言われた記憶があります。いやいや、全ては私の技量不足ですから…。

ヘッド部分、「ラウンドバッフル」とか言っていますが、ちょっと面取りした程度ですわ。少々盛ってますよね。

ホムセンはまだ近所にカインズはオープンしていないはずなので、別の店でしょうね。当時はフジヤ(現・バロー)とカーマがありました。ペンキはニスっぽく木目を生かす半透明タイプがお気に入りでした。また当時はグリーンやらくすんだブルーやら、「ちょっと変わった色」を使ってみたくて試してもいたのですが、これに関しては正攻法で行こう、と「チーク」にしたのでした。大きいからもっと薄い色でも良かったかもしれません。ただシナ合板じゃなくてラワン剥き出しなので、あまり薄い色だと意味が無かったかもしれませんね。

「ズレを後ろに追いやる」、せめて目に見えるフロント側はできるだけスッキリ見せようと思い立ったわけですね。こうなったら…という開き直りが産んだ策と言えるでしょう。

ヘッド部分は完成させました。「制振合金」とはこれまた懐かしいワードが出てきました。当時は色々なアクセサリーがありましたね。

エージング的に、ヘッドだけで鳴らしてみた時に「お、これはかなりイケるかも!」と確信のようなものを感じました。それは10年以上メインとして使っていた事からも「当たっていた」と言えますね。自分に合っていたという事でしょう。つくづく、良いユニットに巡り会えたものだと思っています。

かなり当時の自分自身もスピーカーも何だかボロボロな状況ではありますが、次回はいよいよ完成!

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