私の好きな邦楽ロック(2)・THE YELLOW MONKEY

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90年代に私が出会った邦楽ロック、第二回はこちらのバンド!

THE YELLOW MONKEY(イエロー・モンキー)

数年前に「復活」を果たし、「大人の」ロックを今でも送り届けてくれる通称「イエモン」です。

私にとってはこのバンド、当初は「カラオケで歌うため」に覚えたという存在ではありました。「太陽が燃えている」「LOVE LOVE SHOW」といったキャッチーなシングル曲を、当時週2回の割合で行っていたカラオケのレパートリーにするために聴いていたというのが始まりだったのです。カラオケ、しばらく行っていないですな。これを書くために曲をかけているんですが、ついつい口ずさんでしまって筆が進まないったらありゃしない(笑)。

そこから、いつの間にかアルバムが出たら買うという「好きなバンド」の仲間入りをしていったのでした。ベスト盤を聴いて、T-rexを彷彿とさせる初期の曲も大変魅力的でしたしね。

イエモン、と言うとどうしてもフロントマンであるヴォーカルの吉井和哉(ロビン)が目立ちますね。個人的には沢田研二を想起させる色気と張りのある声が魅力的で、カラオケで歌いたくなるのも元々「勝手にしやがれ」とかを好んで歌っていた私には大いに響くわけです(笑)。

メンバーは吉井和哉(Vo)、廣瀬洋一(bs)、菊地英昭(Gt)、菊地英二(Ds)という4人。サウンドを特徴付けているのは、個人的にはベースだと思います。それほど目立つわけではありませんが、曲の盛り上がりに合わせて駆け上っていくようなベースの音はまさに「Base」となる「Bass」ではないでしょうか!

最大の特徴は、と言えば「歌謡曲+ロック」を高次元で実現していることではないでしょうか。キャッチーなメロディだけどそれだけじゃない、シンプルなロックだけど確信犯的に売れる曲を演ってくれる…まあ、色々な言い回しはありますが「最高の歌謡ロックバンド」と言いたくなります。こんな言い方をしたら怒られるかな…でも彼らの曲って「ザ・ベストテン」をテレビで夢中になって観ていた自分には強く刺さるんですよね〜。

もう一つは「歌詞が何気なくエロい」事でしょうか。サザンにも繋がりますね。それが下世話になら図に「カッコいい」と思ってしまうところも魅力だったりします。

数多い中でも、いくつか曲を紹介してみますね。

  • JAM 
    代表曲と言えるでしょうね。心の中の声をそのまま振り絞ったような歌詞が何と言っても印象的かつ衝撃的。前述したベースの動きがよく分かる曲でもあります。
  • LOVE LOVE SHOW 
    あまりにもベタな曲なためか、ファン受けは悪い?ファン投票ベスト盤には入りませんでした。でもやっぱり私は好きですね〜。ベタも魅力の一つです。
  • 追憶のマーメイド 
    「歌謡ロック」路線に舵を切った初期の曲。グラムロック、日本人が好む哀愁を含んだメロディ、耽美的な世界観…イエモンの要素が特に多い曲なので採り上げました。
  • SPARK 
    スマートで格好の良い曲展開ですが、歌詞が何とまあ意味深な…という。これもイエモンらしさですね。
  • Alright 
    復帰第一弾。この曲を聴いて、まさに狂喜乱舞でしたよ。何せ「これだよ、これを待っていたんだよ」のイエモン節全開ですからね〜。さらにギター、ベース、ドラムの各楽器の出方も当時の録音に比べると厚みが出てかつクリア。イエモンの名曲がまた増えました。

バンド名の通り、「日本らしいロック」の代表格ではないでしょうか。私は復活後にナゴヤドームでのライブに行きました。ほぼ最上階の席でしたが、楽しめましたね〜。客層も様々、母娘でノリノリ(特に母親が)という微笑ましい光景も見られました。また私の隣の席はスーツをビシッと着た会社員女性でしたが、いきなりスーツを脱ぎだしてびっくりしたんですが、その下には見事にライブ仕様の服装。そして踊る踊る。恐れ入りました。その後すぐにコロナ禍がやって来てライブ中止が相次いだ事を思うと、間に合ったとも言えましたね。

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