Kingrinder、新しいコーヒーギア。

COFFEE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

新しいコーヒーミルを買ってしまいました。

以前からずっと気になっていたんですよ、「Kingrinder(キングラインダー)」。そんなわけで今回購入したモデル「K2」、こちらをレビューしたいと思います。

木製のグリップと金属製のボディ、このコントラストが良いですね。

何せコーヒーミルって、手挽きに限ってもメーカー数が多くて目移りしますよね。カリタやハリオなどの昔ながらの定番から、ハイエンド系の「コマンダンテ」「1Zpresso」、その中間としてちょうどいい感じな価格の「C2」が人気を博した「タイムモア」まで百花繚乱と言えますね。Amazonを覗いてみると有名無名、無数のメーカーが立ち並ぶことになって「どうしたらいいの?」と迷いに迷うことでしょう。

その中で目をつけていたのが「Kingrinder」でした。高級感のある外見と解説されている性能ならば、コスパ抜群ではないかと。「次」のミルはこれだな、などと勝手に決めて「まあ急ぐ事でもない」と、のほほんとしておりました。現有のミル(キャプテンスタッグのステンレス刃)もコスパ抜群モデルですしね。

しかしそんな中、同社から「Pシリーズ」という新しいモデルが発売されたのです。こちらはボディをプラスティック化するなど「コストダウン」に振ったシリーズと言えますが、ステンレス刃に関しては手を抜いておらず、やはり基本性能は良さそうです。これは「買い」かも…。

ただ気になったのが容量。一度に挽ける量が20gなのです。これが実に微妙で、実際に2人で飲むときに挽く量が22~3gくらいなんですね。タイムモア「C2」も同様で、あちらは25g容量の「MAX」というタイプを並行して出しています。やはり「20gでは足りないよ~」という声は少なくないのでしょうね。

つまりは、「Pシリーズ」が出たことで購買欲が強く刺激されたという事なんでしょうね(笑)、自己分析しますと。実際には少し価格が上がっている従来からの「Kシリーズ」に照準を再び絞ることにしたわけです。

これも5タイプありまして、安い方から「K0」「K1」「K2」「K4」「K6」となります。ちなみに「K0」から「K2」までは外見に全く違いが無いようです。

  • K0 : 38mm五角ステンレス刃 エスプレッソ用には挽けない
  • K1 : 38mm六角ステンレス刃 中、深煎り向け
  • K2 : 48mm六角ステンレス刃 浅煎り向け
  • K4 : 48mm六角チタンコート刃 中、深煎り向け 外部調整
  • K6 : 48mm七角ステンレス刃 浅煎り向け 外部調整

最初はK0でもいいかな、と思っていましたがそれだと性能的に現在とあまり変わらないような気もしますね。エスプレッソも挽けた方がいいかなあ、とも。まあ、エスプレッソマシーンを買うことはおそらく無いでしょうからあまり関係ないでしょうけれど。また、交互に「中・深煎り向け」と「浅煎り向け」が来るのも心乱されますね、自分のように全部好むタイプは。

結局、深煎りはこれまでのミルで挽けばいいか、などと割り切って「K2」に決めました。

届いた梱包は袋入りで緩衝材も無く、少々驚きました。まあ、箱がしっかりしているから問題は無いんでしょうけどね。

これで届いていたので、結構びっくりしました(笑)。
パッケージもオシャレな感じ。

ロゴが入った箱を開封すると、スポンジ材に包まれた本体とハンドル、そして清掃用の刷毛が入っています。あとはマニュアルですね。結構詳しく書かれています。

本体はダークベージュと言いましょうか、鈍い色の金属製で、さすが高級感があります。粉受けを外したり装着したりする音もなんだか効果音を聞いているようで、それだけで満足感が高まります。

このような感じで鎮座しておりました。
私は初期設定通り、ハンドルと蓋を別にしています。

そのマニュアルに記載されているように、挽き目調整をしましょう。ダイヤルを時計回りに止まるまで回し、そこを「ゼロ」にします。目盛はゼロじゃないですけど、とにかくそこを「ゼロ」ですね。ドリップでは「80~100クリック」とありましたから、一周40クリックなので2周半回します。そこからもう5クリックくらいしましょうか。とりあえず、これで挽いてみましょう。

粉受けを外して、ハンドルを装着した状態で粒度調整をします。
丁寧に抽出方法別にクリック数が書かれています。

感触は初動で少しトルクは要りますが、そこから先は楽々です。イメージとしては、スパスパ切り刻んでいる感覚が手に伝わってきて心地よいですね。立体的なロゴが刻まれている部分はゴム製なのでちょうど滑り止めの役目を果たしていますから、さらに回しやすいですね。さりげなく嬉しいポイントです。また、グリップは球体をした木製でどこを握っても良いのですが、ちょっとベストなポジションを探す必要があるかなとは感じました。

挽き終わりまして、粉受けを外します。金属製のためか、静電気の発生はそれほどでもないですね。掃除は楽です。それはそうと、粒度は…

細かい!

顆粒の薬くらい?自分としてはかなり細かく感じました。

ありゃりゃ、自分的には粉々に見えます。まあ仕方がないですね。ドリップしちゃいましょう。ちなみに豆はチェーン店ですが「ジュピターコーヒー」のケニアAAです。特に表記は無いですが中煎りですね。

やっぱり、コーヒー粉が細かいためにドリッパーの中でつまり易くなっているので、抽出が遅くなっちゃいますね。抽出スピードの速い「フラワードリッパー」を使います。それでもまあ、想像できる味になるかな…

うん、やっぱり苦い。しかしこれはこれでコクがあって美味いかも…という範囲内なのでホッとしました。雑味はあまり感じなかったからでしょうね。

そんなわけで、もう少しクリック数を多くして挑戦。85クリックでは細か過ぎるので、100にしてみましょう。

うーむ、これでも自分的には細かいような。粒度が揃っているのでそう見える可能性もあるかもしれませんね。しかし同時に、ひょっとしたら自分が今まで挽いてきたのは粗過ぎだったのか?とも思ったりします。ドリップしてみると、「まあ、確かに店によってはこのくらいの濃さで出てきたりするよね~」という感じでした。十分、許容範囲かとは思います。むしろ自分がよりスッキリ目を好むようになっているんでしょうかね。

いつも挽く量はちょうど入りました!良かった…
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2024-07-26_13-51-35_896.jpeg
ピンぼけだ…ですが、前のよりは粗くなってますね。

最近は6:4メソッドではないですが少し粗めにしてゆっくり淹れるようにしていた事もありますし、どんどんクリックして粗くしていきますか。

結果、自分的には110クリックくらいが中煎りの豆にはちょうど良かったかな、という感触です。あくまで「自分的には」ですけどね。深煎りならばもう少しクリックを進めていく必要がありますね。

従来のミルと比べても、細身ですね。
ハンドルはこちらに引っ掛けてます。スチールラックは便利!

また、「浅煎りに向く」ミルなので、本当はそうした豆も用意しておかねばならなかったですね~。ちょうど今浅煎り系を切らしていたのでした。浅煎りはスペシャリティが多いので、高いのよね(ボヤキ)。これはまた挽き具合なども含めて、改めてアップデートしたいと思います。

よく「切れる」と言うか「斬れる」印象の「K2」でした。挽き心地を楽しむ、というのも良いですね。とにかく、コスパが高いことは間違いありませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました