80年代洋楽を思い出す(11)〜女性の活躍

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70年代から女性のみ、あるいは女性がヴォーカルを務めるロックバンドが増えてきましたが、さらに80年代は花盛りだったように思います。プロデュースの関係なのか、どうしてもポップ寄りになりがちだった部分もありますが、それでもそれぞれが個性を発揮していました。その影響なのか日本でもレベッカやSHOW-YA、プリンセス・プリンセスといったバンドがヒットしましたね。

そんな女性ロッカー、バンドを紹介していきましょう。

プリテンダーズ

まさに「姐さん」と呼びたくなるクリッシー・ハインドがヴォーカルをとるバンド。日本でも「Don’t Get Me Wrong」がヒットして今でもテレビなどよく使われますね。

パット・ベネター

80年代女性ロッカーと言えばこの人を挙げる人も多いのではないでしょうか。「Heartbreaker」なんて本当にカッコいいですよね〜。バラードに頼らずにヒットを出せるのは素直にすごいです。

ハート

元々ツェッペリンの大ファンのウィルソン姉妹を中心にしたバンド。70年代はZEPを彷彿とさせる曲調でしたが次第に低迷、作曲を外部に任せて売れ線に移行した80年代中頃には復活して「These Dreams」など大ヒットを記録しました。

バングルズ

80年代を代表するガールズ・バンドで、やはりヒット曲の数は多いですね。個人的にはプリンス作の「Manic Monday」がやっぱり印象深いです。

ユーリズミックス

アニー・レノックスのベリーショートヘアなルックスと、低い声で歌う「Here Comes The Rain Again」がちょっと怖くて(笑)それがまた良いです。対称的に「They Must Be An Engel」は透き通るような高い声で歌われますね。

エディ・ブリケル

「&ニュー・ボヘミアンズ」として「星に輪ゴムを」というアルバムを出しました。これ、隠れ名盤と言っても良いのではないかと思います。「What I Am」は今で言うローファイな、独特の雰囲気があって良い曲ですよ〜。

ボニー・タイラー

何と言ってもハスキーヴォイスで知られますね。アメリカでは「Total Eclips Of The Heart(愛の翳り)」のヒットで有名ですが、日本では「フットルース」のサントラに収録された「ヒーロー」がヒットしました。その後、日本でカバーされてそれがかの有名な大映ドラマ「スクールウォーズ」の主題歌となりました。

シンディ・ローパー

ロックと言うよりポップスの人かもしれませんが、ロックを感じさせてくれるお姐ちゃんだと思いますね。東日本大震災時のエピソードも有名です。

フェアグラウンド・アトラクション

ジャケットも素敵なアルバム「ファースト・キス」は語り継がれるべき名盤ではないでしょうか。アコースティックな佇まいとエディ・リーダーの素朴な声が本当にピッタリ。シングルの「Perfect」はとてもチャーミングですね。アルバムはこの一枚で解散しましたが、エディはソロとして活躍しています。

それぞれが個性があって、魅力があって、こうして見ると一言では括れないですよね。そんな80年代女性の活躍でした。

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