久しぶりに「レコードコレクターズ」を買ってしまいました。
最近はモノが増殖するのを恐れて、紙の本はできるだけ買わないようにしているのですが、これは電子書籍になっていませんからね。
「70年代のロック•アルバム200」という、何とも素敵な特集に食いつきました。時々この手の特集がありますが、今回は40周年企画との事です。前月は60年代だったようです。
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ここでランキングを晒してしまうのもネタバレは良くないと思うので言いませんが、1位は半分納得、個人的には大歓迎、という感想でしょうか。
前回の集計では18位ということで、大幅なランクアップですね〜つまりは、年を経る毎に評価が高まっていく作品ということでもありますね。本当に、好きなアルバムなので嬉しい限りです。そんなわけで(?)、触発された私は個人的な「70年代ベスト20」を勝手にランキングするという暴挙に出ることにいたしました。
「結局、お前のベストかい!」という話ではありますが、とにかく触発されたんだから仕方がありません。しばしご静聴のほどをお願いしたいと存じます。
カウントダウン形式で行きたいと思います。そう、レココレでは1位からドーン!と発表される形式なのですが、気持ちとしては逆の方がいいんですよね〜これは人によって異なるかもしれませんが。
- 20位:「ホテル・カリフォルニア」イーグルス
メジャー過ぎて、自分の中で年を経る毎にランクが落ちてきてはいますが、やっぱり名曲揃いですね。 - 19位:「スティッキー・フィンガーズ」ローリング・ストーンズ
この次のアルバム「メインストリートのならず者」の良さがジワジワと…そろそろ逆転かもです。 - 18位:「パール」ジャニス・ジョプリン
60年代カテゴリーの方かもしれませんが、やっぱり遺作であるこの作品はインパクト大。 - 17位:「つづれおり」キャロル・キング
ベスト盤とも言うべき名曲のオンパレード。 - 16位:「Ⅳ」レッド・ツェッペリン
こちらも問答無用の名盤。「天国への階段」は若い頃聴き過ぎて、逆に現在このランクに(笑)。 - 15位:「ニューヨーク52番街」ビリー・ジョエル
往年の洋楽入門盤。「ストレンジャー」と迷いましたが、後半のジャジーな流れはこちらが秀逸。 - 14位:「ジャズ」ライ・クーダー
普通なら他に名盤と言われる作品も多いライですが、何故かこれを聴く回数が多いです。音も良い。 - 13位:「ハーベスト」ニール・ヤング
「孤独の旅路」と言う邦題は「なんとなくそんな雰囲気」がしていいですね(笑)。 - 12位:「娼婦たちの晩餐」トム・ウェイツ
トムらしいしゃがれ声を堪能したければこの盤です。男臭いのに何故かセクシー。 - 11位:「マシン・ヘッド」ディープ・パープル
ベタなハードロック!ならばやっぱりこれですね。最高のドライブミュージック。 - 10位:「狂気」ピンク・フロイド
若い頃は「???」でしたが、いや〜聴くたびに引き込まれていきます。 - 9位:「オペラ座の夜」クイーン
70年代ロックを象徴するとも言える名盤。映画でさらに印象が深まりましたね。 - 8位:「ブロウ・バイ・ブロウ」ジェフ・ベック
昔はジェフの良さが分かりませんでした、ごめんなさい…今は大好き。 - 7位:「欲望」ボブ・ディラン
普通なら「血の轍」を挙げる方が多いと思いますが、名曲「ハリケーン」の破壊力でこの順位です。 - 6位:「明日なき暴走」ブルース・スプリングスティーン
マッチョなイメージがありますが、実際は叙情派SSWですよ〜 - 5位:「Ⅱ」レッド・ツェッペリン
アルバムの総合力ではZEP中これが一番。ボンゾのドラムも凄過ぎてもう… - 4位:「こわれもの」イエス
「ラウンドアバウト」一曲でこの順位とも言えますが、全体の構成にも唸るしかありません。 - 3位:「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」ニール・ヤング
タイトル曲を「ただの暗い曲」と感じていた若い頃もありました。圧倒的存在感の声、そしてギター。 - 2位:「Aja」スティーリー・ダン
何故か若い頃からこんなジャジーなアルバムなのに大好きでした。捨て曲無しの完璧名盤。 - 1位:「ブルー」ジョニ・ミッチェル
やはり聴く回数の多いアルバムを1位に挙げました。ジョニから迸る狂気のようなものに惹きつけられます。
まあ、個人的ランクなんて、また大きく変動するものですけどね。自分が楽しんじゃいました。70年代は全て後追いなので、逆に個人的な思い入れは少ないから音楽の力のみで判断できたのではないか、などと偉そうに思ったりもします。もし、このリストをご覧になって「聴いてみようかな」など思っていただけたら嬉しいです。
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