現在の住まいは3階建賃貸マンションの2階、部屋は6畳という事もあって、あまり大きな音を出せません。また、低音が響くのも躊躇われるので床に直接影響しづらいようにブックシェルフ型スピーカーをスタンドに載せて鳴らしています。実家では16cmのフロア型バックロードを鳴らしていたので物足りない…と言うよりバックロードらしい「スパーン!」と弾け散るような切れ味鋭い音が懐かしくもありますね。そんな中、時々「スタンドに載せられて、しかも過不足無いバックロードは作れないものか」などと考えたりするのです。ちょうど新年を迎えました事もありますし、「初夢」的にバックロード設計の夢でも見てみますか。あまり役に立つ話ではないかもしれませんが、まあちょっとした「ネタ」的に捉えていただければ…
条件としては
- 8~10cmのユニットで
- スピーカースタンドに載せられて
- 音道長も十分に取ることができる
という事になります。ユニットに関しては2024年1月現在、限定発売されている「FE108sol」が良いですね~、高いけど。まあ妄想ですしね。現実的に近いものでは「FE108NS」ですかね。10cmなのにサブコーン付きというところが個人的に萌えます(笑)。まあ、これも安価とはとても言えませんけどね。
フォステクス以外でもマークオーディオ、AIYIMAなど1万円以下で気になるユニットはありますね。バックロードとの相性は分かりませんが、逆に音道長をあまり長くする必要が無いかもしれません。個人的にはAIYIMA(何と読むんでしょう?)のヴィンテージっぽい容姿が気になるところです。同じようなルックスのモデルは共立プロダクツからも出ていますね。
難しいのは結局3番目ですよね。音道長のために背を高くしてしまうと聴取位置が大きく変わってしまうし、何より不安定です。まあ、縛り付けるとかすれば良いのかもしれませんけどね。
そこで思いついたのが「スタンド天板の下にホーンをぶら下げる」事なのです。そうすれば床に触れずに音道長も稼ぐ事ができるではないですか!これは我ながらナイスアイディア!とその時は狂喜乱舞したものでした(笑)。
しかし、ぶら下げると言うは易しですが実際にどうするの?となりますわね。当然スタンド天板からはみ出す部分が必要ですし、それをどこにするか。果たして木工でそんなややこしい事が出来るのか。
まあ、あくまで妄想ですからまずはとにかくどういう感じになるのか、したいのか書き出してみましょうか。
横からぶら下げる場合、あらかじめ「スワン」のように音道が二手に分かれるように設計する必要がありますね。設置場所の関係から横幅をあまり出したくないのでそこがポイントになって来そうですね。
またもう一つの方法、後ろからぶら下げる場合は重量バランスが気になります。後方にひっくり返るかもしれませんね。
どちらの方法を採用するにしても、スタンド天板を「挟む」ように本体とぶら下げるホーン部分を設計する必要があります。場合によっては両方の方法を取らざるを得ない事も考えられます。どうやって設置するんでしょうね(笑)。これは難しい…妄想はするものの、実際はどうしたら良いやら。
さらには、そもそも内部のホーン構成をどうするのか?など課題まみれだったりしますね。でもイイんです。こういう妄想から何か新しい発想が出るかもしれませんし、何よりも楽しいですね。良いアイディアがありましたら、教えていただけたら大変嬉しいです。
コメント
こんにちは。お邪魔します。白鷺さん、ずいぶんご無沙汰しています。
ぶら下げ音道のBHとは、画期的なことを思いつかれましたね。
コーヒーは私も昔結構ペーパードリップに凝り、飲み比べとかやってみたくもあります。
白鷺さんのご自宅がもっと近かったら、いろいろコラボできるのになぁ……。
もちろんぶら下げ音道じゃないですが、
2021年の音楽之友社ムック付録オンキヨー製フルレンジを用いた、
ブックシェルフ型BHの「トンボ返り」なら手元にあります。
工作のミスでちょっと格好悪い傷がある個体ですが、
よろしかったら一度聴いてみられますか?
これとても、車へ載っけてヒョイと運べればよかったのになぁ……。
炭山さん、ありがとうございます。ご無沙汰しております。
最後にお会いしてから、10年くらい経ってしまいましたかねえ…
ぶら下げ音道は、まあ妄想の段階ではありますが、実現できたら良いなあとは思っています。
コーヒードリップ飲み比べも楽しそうですね。久しぶりにお会いして実行したいものです。
「トンボ返り」、ぜひ聴いてみたいところです。ブックシェルフ型なら置ける環境ではありますので(笑)。
よろしくお願いします!