中日ビルがオープン、そこでコーヒーと音楽。

COFFEE

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名古屋市栄を象徴する建造物の一つである「中日ビル」、以前より古いビルを取り壊して建て直しが進められていましたが、遂に建替完了して新装オープンとなりました。

今回はより「商業施設」の色合いが強いビルになりまして、特に地下一階から地上3階までは様々な店舗が入居しています。当然名古屋初出店のものもあり、色々興味深いのですが、拙ブログのテーマ的には「コーヒー」と「音楽」に関わる2店舗を紹介したいと思います。

現代的な建物に生まれ変わりました。

ブルーボトルコーヒー

遂に名古屋に来た!という感じですね。これまでもポップアップなどでは登場してはいましたが、実店舗としては名古屋初になります。いわゆる「サードウェーブ」の元祖的な存在で、日本に「浅煎り」を流行らせた言わば「黒船」だったわけですね。しかし名古屋には無かったのです。やっぱり名古屋って、「深煎り」が根強いイメージがあるからでしょうかね?

まあ、それにしても平日に関わらず長蛇の列。入場制限も行なっていました。とてもカフェには入れそうにありません(行列苦手)。話題店の名古屋初出店ですし、それも当然ですよね。名古屋店限定のプリン・アラモードも話題になっていましたね。

オシャレな雑貨屋さんみたいですよね。

カフェゾーンは席間をかなりゆったり取っており、落ち着いて飲食ができそうです。ひとり掛けのカウンターも然りで、肘がぶつかるような事はまず無さそうな距離に椅子が配置されています。人出が落ち着いたらまた来るか~と思いつつ通り過ぎようとしたところ、物販ゾーンは空いていて並ばずとも良さそうでしたので入ってみます。例の「ブルーボトル」がアイコンとして描かれた各グッズがおしゃれですね~。どれもまあまあなお値段ではありますが…プレゼントに良さそうですね。ドリッパーもあります。白い陶磁器にブルーボトルアイコン。フィルターもありますが、ウェーブフィルターと同様の形状ですね。抽出口を見てみると小さな穴が一つ。これ、イメージ的にはサッパリ系というよりテイストをより強くどっしりと出しそうな感じ…今度カフェで飲んでみたいものですね。

そんなわけで、販売されているコーヒー豆を見てみましょう。ブレンドとシングルオリジンがありました。

ブレンドは「スリー・アフリカンズ」「ベラ・ドノヴァン」「ジャイアント・ステップス」の3種類。スタッフの方に聞くと、「スリー…」は酸味系、「ジャイアント…」はしっかり系で、「ベラ…」はその中間との事。少々迷いましたが、「スリー・アフリカンズ」を買ってみる事にしました。また、シングルオリジンは「ルワンダ」と「スマトラ」が2種類ありました。また、デカフェも一種類ありましたね。

早速買ってきた「スリー・アフリカンズ」を飲んでみる事にしました。エチオピアとルワンダのブレンドという事ですが、どちらかが2種類ブレンドに入っていて合計「スリー」なんですかね?豆自体を見るとアフターミックスのようで、中浅煎りと中煎りが混合されていました。フラワードリッパーでドリップしてみましたが、まさにエチオピア系のフルーティーさが際立つブレンドでした。エチオピアの柑橘系、ルワンダのベリー系がミックスされたフルーティーと言えますね。どちらかに偏ってもいません。きつい酸味ではなく、コクがある中でも全体的には軽さがあるので酸味が苦手な方でも飲みやすいのではないでしょうか。エチオピアは基本ウオッシュドでナチュラルが少し入っているのかもしれません。「苦いコーヒーは苦手だけど、あまり酸味がきついのもどうも…」という方にはピッタリかと思います。

当然、コーヒー豆のパッケージもおしゃれ。

広小路通の交差点に近く、いわば玄関とも言える入りやすい位置にあるので、しばらく行列と人気は続きそうですね。

FACE Records

ラシックにポップアップショップとして昨年からオープンしていましたが、今回の中日ビル開業で正式に名古屋進出となる、渋谷発の中古レコードショップです。ジャンルは満遍なく網羅していて、私が訪れた時は山下達郎の「For You」を流していました。

ディスクユニオン同様、ジャズよりロック系が少々強めでしょうか。シティポップ流行もあって、邦楽にもかなり力を入れていることが伺えました。写真を撮り忘れていますけど、いや何せ人人人…スマホを構えても人しか写らないんでは?という状態でした。それで「写真を撮る」という行為自体が念頭から消え失せてた事が悔やまれますね。チャンスはあったはずですから。

この場所にレコ屋がオープンしたことで、ここから東のディスクユニオン、さらに東のラジオデイズレコード、という「動線」が形成されましたね。これは素晴らしいことだと思います。

カレッジ的なロゴも良いですよね。

少ないお小遣いに加えて愛車が壊れるなどの諸事情で買うのは1枚だけ!と心に決めて選んだのがスティーリー・ダン「The Royal Scam」です。邦題は「幻想の摩天楼」でしたね。名曲「キッド・シャールメイン(滅びゆく英雄)」を含む名盤です。米国盤ですが、オリジナルではないようです。聴いてみると、かなり中低域に寄ったある意味「一般的なイメージのアナログ的な」サウンドでした。やはりオリジナルが必要なのでしょうか…。以前ユニオンで見たオリジ盤は結構高価だったのよね…。既に再発盤(Simply Vynil重量盤)は持っていたのですが、こちらもいまひとつだったので、今回購入した盤への期待は大きかったのですが…でもまあ、こういう音も決して悪くはないでしょう。低音がズシっと来て、迫力はありますから。

タイトルロゴの色が水色(普通はグレー)なのが気になるところ。
盤自体は大変綺麗でした。

いい加減に「人酔い」してきたので、立ち去る事にしました。落ち着いたら、色々回ってみたいですね。しばらく名駅周辺に覇権を奪われていた栄地区、だんだんまた復活の狼煙が上がりつつあるか?

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