「stereo」工作号、読みました。

AUDIO
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最近はあまり買わなくなった「stereo」誌ですが、毎年工作号は買っちゃいますね。特に目的があるわけでも無いし、自作熱も今のところは…まあ、以前バックロード設計妄想はしてますけどね。何かヒントになるようなネタでもあるかな…という期待は抱きつつではありました。

そんなわけで今回の「stereo」8月号、目についたところの感想など取り上げていきますね。

「方舟」が表紙になっていますね。

方舟の「いま」とこれから 
方舟…逝去から20数年を経ても尚、その存在の大きさをあらためて実感せざるを得ない長岡鉄男氏の、オリジナル・シアタールームですね。私は残念ながら訪問することは叶わなかったのですが、ぜひ行ってみたかった場所ではあります。

今回の記事を読んだところでは、「これから復活に向けて動いている」という事でしょうかね。ある意味博物館的な趣になるのかもしれません。ただ、しばらく音を鳴らしていない部屋というのはなかなか当時の「音」を取り戻すのはかなり大変ではなかろうか、とは思ってしまいますね。誰かアドバイザー的な立場の人はいらっしゃるのだろうか?とか。

まあ、昔を回顧するというのは心地よいものかもしれませんが、それを踏まえて前に進む事も必要と思います。自作界はなかなかに前途は困難ではあるでしょう。まあ、スピーカーオーディオそのものが困難ですからね。

工作人間大集合2024  
例年通りでしょうかね。毎年登場される方も多く、「今年も頑張っておられますね」とその継続した熱意には頭が下がる思いです。逆になかなか若い人が入って来ていない(文面から判断するしか無い面もあるにせよ)状況は何とも言えないもどかしさを感じますね。また、自分を突き動かしてくれる着火剤になるような投稿は残念ながら見当たりませんでした。まあこれは「あくまで自分にとって」の事ですからね。ワガママ言うな、という話でございます。

特集など

  • 今回は「リメイク」というのも課題になっていました。確かにハードオフなどで良いリメイクネタは安価に手に入りそうですしね。面白いと思いました。フォノイコやCDプレイヤーが出ていましたが、特に気になったのがカーステレオのヘッドユニットのリメイク。また私事ではありますが、数ヶ月前に長年乗ってきた愛車が壊れて廃車にせざるを得ず、当時凝っていたカーオーディオのアンプやスピーカーはその前に外したものの、ヘッドユニット(アゼストDRZ9255)はトルクレンチの経が合わず、時間がなくて取り外せなかったことを思い出しました。これもさらに前に乗っていた車から移設するほど古いものでCD読み取りが若干悪くなっていたので、「まあ仕方がないか」と自分に言い聞かせていたのですが、何せ名機と言われた機種、まだやっぱり生きる道はあったのかもしれないなあ…などと思いに耽ってしまったのでした。これまた、どうでもいい話でしたね。
  • また、「スピーカーをデコってみた」記事も気になりましたね。エンクロージャー表面は凸凹していた方が良いのではないか?と密かに考えている自分としてはデコる色や素材はともかく、面白い着眼点だったと思います。ラインストーンの大きさを変えたり、はたまた様々な大きさのストーンをランダムに貼り付けたり…などと想像は膨らみます。
  • 炭山アキラさんがレポートしているマークオーディオ初の20cmユニット「MA-200-M」にも興味を惹かれましたね。まあ、我が家では20cmは大き過ぎるので現実的ではないですが、これまでと違うシリーズというのも気になります。数値もバックロードにも対応できるとの事。これから様々な径のユニットが登場するかもしれないですね。マークオーディオの音は自分好みなので、今後が楽しみです。
  • ユニット関連では他にも「横浜ベイサイドネット」が提供しているキット「ツイン・パッシブ」方式が面白そうですね。パッシブラジエーターを付けたスピーカーは一度作ったことがあるのですが、どちらかと言うと密閉型寄りの音だったように記憶しています。対向ツインにすることで、どうなるのか?やっぱり興味をそそられますね。
  • 特集以外では新製品紹介での「マランツ MODEL M1」ですね。最近話題のストリーマー機能付きアンプです。まさに現代が必要とする「オールインワン」と言えるでしょう。入力はLAN、USB、HDMI、光とあくまでデジタルがメインでアナログRCA入力は1系統のみ、という潔さが素敵です。筐体も樹脂製と割り切っています。幅と奥行きが22cm未満という正方形なスタイルはMac miniやAppleTV、はたまた私が使っているWiiM Proを思わせて「イマ」を体現しているかのようです。音は聴いていないので何とも評価はできないですが、たとえ「悪くない」レベルであっても使いやすさと使いこなしで何とでもなりそうですね。

そんなわけで「ステレオ自作号」、時間を掛けて楽しめる内容となっています。この文をアップするのが次号発売直前というのが何ともタイミングが悪かったですよね…

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