黄金週間中の事ですが、日帰りドライブで郡上八幡に行ってきました。
数年前仕事で平日に行った時には静かな町だったのに、休日はしっかり観光地に変貌していたのには驚きましたよ。連休中、昨今の「安・近・短」の傾向(自分もですな)という事も重なっていたのでしょう。まさに「ちょうどいい」観光地なんですね。自分と同じ名古屋ナンバーの車を数多く見かけました。
インターからの道路も渋滞していましたが、昭和の名残を思わせる商店街や旧跡などの通りは大勢の人で賑わっていました。「郡上おどり」の時期でなくとも、これだけ混むんですね。勉強不足でした。
まずは腹拵え、と美味しそうだったので「カンミナ」で「郡上豚骨ラーメン」を頂きました。名物「鶏ちゃん」が入っているんですね。大変美味しかったです!
天気も良い日で、川の流れが気持ち良さそうでした。
そんな中、お出かけしたらやっぱりコーヒーですよ。コーヒー豆ですよ。
事前に調べていた「supple coffee roasters」です。東海ローカルのTV番組「ぐっさん家」でも取り上げられていましたが、流れる川を眺めながらコーヒーを飲む…いいじゃないですか。焙煎豆も購入できるとの事でしたので、向かってみました。
店内は満員で残念ながらコーヒーはテイクアウトになりましたが、豆は買うことができました。「コロンビア・ウィラ・ウオッシュド」と「エチオピア・イルガチェフェ・ウオッシュド」です。また、テイクアウトしたのはエチオピアのナチュラルです。
また店内の写真を撮れないな~と思いつつ、川のほとりでドーナツを食べつつコーヒーをいただきます。
まさに王道のエチオピア・ナチュラル。それでもナチュラルとしては強いクセは控えめなドリップです。購入したウオッシュドも期待できますね。
帰りにもう一軒、こちらはいかにも昭和な趣を残した喫茶店「チロル」に寄って中深煎りの「春駒ブレンド」を飲みました。いや~、本当にこの店の佇まいに合致する、懐かしいけどホッとできるコーヒーでした。ここはカレーも有名なので、次回はぜひ飲んで…いや食してみたいところですね。思いの外、長居をした郡上八幡ドライブでした。
そんなわけで、ここからは購入したコーヒー豆についてですね。初めての豆はいつも「フラワードリッパー」を使います。
まず「コロンビア・ウィラ」から。ウィラはコロンビアの中でも有名な産地で、スペシャリティになるとよく聞く単語だったりします。いつもの「スプレモ」などのバランスの取れたコロンビアのイメージとは少し異なってきますね。ここの豆自体は中煎りのように書かれていますが、実際に見てみると中浅煎りくらいに見えます。フレーバーについては「洋梨、キウイ、シナモン、ジューシー」とあります。飲んでみると、確かにジューシー。甘酸っぱくてスッキリしたフレーバーを感じることができました。まさにスペシャリティ、という風情ですね。それにしてはお買い得な価格設定かと思いました。
そして「エチオピア・イルガチェフェ」です。こちらは自分の定番とも言える豆です。こちらも中煎りとの事ですが、やはり中浅煎りのように見えますね。現地で飲んだナチュラルの方も美味しかったので、期待できます。フレーバーについては「葡萄、青リンゴ、キウイ」とあります。柑橘系じゃないんだ、と思いながらも爽やかなイメージが出来上がりますね。飲んでみると、なるほど果汁のような酸味とほのかな甘味がマスカットやキウイを連想させてくれました。柑橘、というほどキツさは少ない印象でした。とにかく飲みやすいですね。
2種類とも農園を表示したスペシャリティにも関わらず、100gで1,000円を切る価格(24年5月時点)なのは嬉しいですね。いやあ、郡上八幡って観光しても良いところですし、コーヒー豆も買えるんだから最高ではないですか?通販も出来ますよ。
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