コーヒーを淹れてみた

COFFEE
Exif_JPEG_PICTURE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

驚いたんです。

いやぁ、新鮮なコーヒー豆って、お湯を注ぐと膨らむんですね!単純に心動かされました。

当時を思い出すと微笑ましくもありますが、こういった初期の感動ってそれからの原動力になったりもしますよね。

さてそれはいいんですが、あまりの感動に手が止まっていました。と言うか、じっと見入ってしまったんですね。ボコボコボコ…うわぁ…何だか怖いもの見たさ的な感覚でしょうか。

このくらいは膨らみますわな…と今ならそうですが、当時はびっくり(笑)。

ずいぶん時間を掛けて抽出してしまったような。まあいいか、さて飲もう飲もう。抽出中から素敵な香りが立ち込めています。

「美味い、でも苦い

というのが最初の感想でした。さすがに苦味が立ちすぎているのではなかろうか、と。美味しいんだけど。

ではどうするか。

まず、「抽出時間が長い」のは間違いないでしょうね。ずいぶん手が止まっていたので、雑味もかなり出てしまったようです。

次は、「注湯温度はどうだったか」という事です。やはり温度計は必要なのでしょうね。沸騰させて少し放置はしましたが、それほど置かなかった気がします。

そして「豆の挽き具合はどうだったか」ですね。少し細か過ぎたかもしれません。このミルは挽き目の目盛りが無いので、細か過ぎると思ったら調整ねじを右に回してみるしかありません。どのくらい回せばいいのか、正直よく分かりませんが…

以上の3点に留意し、再チャレンジです。いや、勿体無いので翌日ですけどね。

豆は昨日より粗めに、温度は放置時間を長く取り、抽出は手早く。

さあどうだ。結果は…

「美味い、でもスッキリし過ぎかも」

なるほど〜留意点に間違いは無かったようです。ただ、ちょっと行き過ぎたかな?という事ですね。例えばコーヒーの挽き目が粗過ぎた、といったような。

こういった事項を自在に調節出来れば、克服できるという事が分かりました。

そのようにして、また翌日ドリップの際には3つの要素について、初日と二日目の間を取ってみました。

「おお、美味い、美味いぞ」

良かった、自分的にはちょうどいい感じに仕上がりました。コクと苦味と甘みが調和して、それでいてスッキリした味わいです。これだ。試行錯誤の末に成し遂げる、というのも達成感がありますね。

ただ、よく言われますが「再現性が低い」のもコーヒードリップの奥深さであり、面白さでもあります。出来るだけ再現性を高めるには、温度計のような数値で表すものが必要でしょうね。

というわけで、温度計ですよ。よくある調理用のものはデジタル計測で、正確性が高そうです。ただ、コーヒー系YouTubeなど見ていると、アナログ式のタイプはなんだか「カッコいい」。カッコ良さ、大事ですね(笑)。アナログ式でもコーヒードリップ専用の方がさらにカッコいい。また、調理用はセンサーの先が肉などに刺す事を想定して尖っています。必要無いし、危険なので尖っていない方が良い。

YouTubeでよく見る「カリタ」のものは既にディスコンとの事なので、代わりはというと…ありました。「珈琲考具」ブランドのもので、盤面が黒で文字が白いのも素敵です。

パッケージが何だかおしゃれ。箱から出した写真が何故か無い…今写すと、もう汚いのでちょっと(笑)

そうして届いた温度計。実物は思っていたより小さかったものの、やっぱりカッコいい。持つ喜び、お金を払う以上は重要な要素ですね。

これをドリップポットに挿して、ふむふむとか言いながら湯をドリッパーに注ぐ。それだけで何だか熟練者のような錯覚に陥らせてくれます。いいじゃないですか。

思ったより小さかったけど、使い勝手はその方が良いですね。あとは見やすさ…

それはともかく、浅煎りでも深煎りでもないコーヒーならば大体90℃を切るくらいの温度で淹れることによって、バラ付きはかなり低減されたと思いました。一歩前進、です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました