炭山アキラ氏の動画、発進!

AUDIO
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私自身もYouTubeはよく観ていて、テレビも「Amazon FireTV Stick 4K」を挿しているので、もはや単なる「受像器」と化しているほどです。興味のあるもの全てを検索して拾いますし、関連動画など辿っていったら本当にキリがなくなっちゃいますね。

オーディオ系もよく観ていますが、音は間接的にしか伝わらないのが当然とは言え少し寂しいものです。ただ、またお話したいとは思いますが「スピーカー内蔵テレビ台」を自作しているので、下手なサウンドバーよりはいい音は聴くことはできます。なのでいわゆる「空気録音」の音の違いはある程度聴き分けることが可能ではあります。

自作スピーカー系チャンネルも国内外問わず数多いですがプロ並の方も多く、作業工程などの動画はもはや「世界が違う」としか言いようの無いものだったりします。「いや、そんな広い場所も馬鹿でかい電動工具もあるわけないでしょ」と言いたくもなってしまうのです。申し訳ないのですが、あれでは「参考にならない」(笑)。

まあ、僻み根性はそのくらいにしまして、今回の趣旨でございます。

先日、オーディオ評論家にして自作スピーカービルダーである、炭山アキラ氏が遂にYouTubeチャンネルを立ち上げたのです!→(リンクはこちら

できるだけ初心者に寄り添って、解説してくれています。

実は私、炭山さんとはご縁がありまして、22年前(ちょうど2000年ですね)に大変お世話になったのです。

残念ながら現在は廃刊ですが「オーディオベーシック」という雑誌がありました。その中には当時既にレジェンドであった長岡鉄男氏の読者訪問コーナーが連載されていて、何とそこに私めも載せていただくことになったのです。それは自作スピーカー系の掲示板にちょくちょく書き込み、さらに自分のホームページを持つようになっていた頃でした。そこに炭山さんも投稿していたという、そういった繋がりもあります。

何だかヨレてきちゃいましたが、当時の「オーディオベーシック」。

さて炭山さんは当時長岡氏の担当編集者であり、取材に長岡氏が名古屋にいらした際も当然同行しておりました。あの日は「この冬一番の寒さ」だったように記憶していますが、私にとっては逆に「最高にホットな日」だった事は間違いありません。何せ「あの長岡先生が私の家にやってきた!」のですからね。

あの頃は私も実家住まいで、部屋でバックロードホーンを鳴らしていました。長岡氏設計の「D-105」という当時限定ユニットとして発売されたフォステクス「FE88ES 」を使ったものです。その前には「スワンa」を使っていたので、2台めのバックロードでした。

書いていると当時の興奮が少しずつ記憶に甦ってきます。ただ、この一大イベントに関しては、私の(ほったらかしになっている)ホームページの方に事細かに記してあるので、そちらを紹介しておきます。結構長文ですが、それほどの大事件だったという事ですね。

こちらが若かりし頃の私が出てしまった(顔出しですけど22年前だし、まあ…)、誌面でございます。

そういった縁で以後も互いに住居の距離はかなり離れているものの、懇意にさせていただいております。取材のお手伝いということで、私のアテンドで地元中古レコード屋を数軒回ったり、実家が近かった地元のオーディオ店(現在は残念ながら閉店)に頼んで半日借りて講演会を開催したりと、思い出すと刺激的で楽しかったですね。あれはもう何年前なのだろう(笑)。

そう言えば、二度めの「オーディオベーシック」への掲載も炭山さんのお陰でした。当時誌面で連載されていた「ケーブルクロスレビュー」という「評論家、エンドユーザー数人によるケーブルレビュー」のコーナーがあったのですが、そこに一人欠員が出てしまったので、代打としてレビューしてくれないかという依頼を私にしてくれたのです。まだこのブログではあまり出してはいませんが「電線病」だった私、一も二もなく快諾して24組ものスピーカーケーブルをレビューしました。実際に出来上がった誌面では、評論家の福田雅光氏や井上千岳氏などと並んで私の文章が掲載されて、えらく恐縮してしまった記憶があります。そういえばこの21号、実家なのか今の家に持ってきてたっけか…

いかんいかん、自分語りの場ではなかったですよ、全く。

自作派の評論家も少ない中、炭山さんは啓蒙活動にも力を入れていらっしゃいます。YouTubeもその一環で、初回の動画では初歩的な工作の様子を手順よく分かりやすいように伝えているので、その意図が伝わるものになっています。また「電動工具なしで」と謳っている通り、できるだけローコストで済ませられるような配慮もしているのです。電動工具ギライ(音と振動が苦手)の私と同じような方も、納得いただけるのではないでしょうか。

現時点(22年6月30日)では「第一回」のみではありますが、次回も楽しみです。とりあえずチャンネル登録はして、焦らずその日を待つことにしましょう。

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