旅土産は珈琲豆(1)…福井県敦賀市「新田珈琲」

COFFEE

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最近は様々な事情で遠出をする事が少なくなってしまっていますが、たまに出かけるとその当地のロースターさんでコーヒー豆を購入することが楽しみの一つになっています。7月に海水浴で福井県敦賀市に行った時も買ってきました。「新田珈琲」さんの豆です。

日本海側は水がきれいで良いですね〜
商店街には松本零士さん関連のモニュメントがあります。

気比神社から少し国道8号線沿いの商店街を南へ歩くと現代風の店内を持ったお店が現れます。そう言えば、写真も何も撮っていませんでしたが…。お客さんで賑わう合間を縫って少し店主に豆に関する質問をさせていただいた上で、豆を2種類購入しました。コスタリカエチオピア・ナチュラルです。ちなみに店内ではテイクアウトのみですがハンドドリップのコーヒーも販売していました。

お店のホームページから分かりますが創業は昭和15年と古く、店主夫妻はコーヒーに関する様々な資格やコンテスト入賞実績をお持ちです。老舗の看板に甘える事なく、こうした実績の積み重ねが信頼に結びついているだなと感じました。

さて購入した豆ですね。

手書きの表記がいいですね。

まずはコスタリカ「ガンボア農園 ブラックハニー」という事で、トレンドでもあるハニー精製というのは、ミューシレージと呼ばれる殻の周りについた粘液質を取らずに乾燥させるやり方ですね。その中でも「ブラック」は最もそのミューシレージを残す手法との事です。(ホワイト→ゴールデン→イエロー→レッド→ブラックという順番だそうです)

大抵のコスタリカはウォッシュドなので、これまで飲んだ割とスッキリ系なコスタリカとは一味違うに違いない…と思いつつ、ハンドドリップしてみました。

なるほど、スッキリとはしていますがその中でフルーティーな甘さを感じます。だからハニーと呼ばれるわけではないそうですが(笑)、確かに違いますね。ナチュラル精製のコーヒーのようなどっしりしたボディ感は感じませんが、ウォッシュドとは明らかに異なる甘みがあります。「ナチュラルは苦手」という方もいらっしゃると思いますが、これならば美味しく飲めるかもしれませんね。

お次はエチオピア・ナチュラルイルガチェフェ G1です。こちらはその通りでナチュラル精製です。エチオピアは特に「ウオッシュド」と「ナチュラル」を併売している場合が多いですよね。いつもはスッキリしたウォッシュドを選ぶ事が多いのですが、まだ家にストックがあったのでたまには…とナチュラルにしました。

まさにこれぞナチュラルといったむせ返るような香り、ウオッシュドが柑橘系の酸味ならばナチュラルはベリー系の酸味ですね。ボディ感と濃厚な甘味も持ち味です。個人的にはお菓子などをお茶請けとして合わせるより、単独でじっくり味わって飲みたい味ですね。

ナチュラル精製はやはり個性が強く、例えば私の細君はちょっと苦手そうでした。まあ、確かに毎日飲むならウオッシュドの方かなとは思いますね。でもやっぱり時々はこうした個性の強いコーヒーを飲みたくなるのはコーヒー好きの性でしょうか。

また翌年、海水浴に行く事があればぜひ寄りたいですね。今度はテイクアウトもしてみたいです。

美味しいコーヒー、ご馳走様でした。

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