前回の続きで、オーディオチェック用の試聴曲を紹介していきますね。特にジャンル分けもせずに五月雨式にピックアップしていますが、自分の聴き方がそんな風なので雑な紹介の仕方になっているかもしれませんね。申し訳ありません。
ラ・ラ・ランド・キャスト「Another Day Of Sun」
映画「La La Land」のサウンドトラック1曲目。オーケストラの押し寄せてくるような迫力と男女ヴォーカルの絡み具合など音数が大変多く、よって聴きどころが盛りだくさんになるのです。映画はこの曲を知った後で観ましたが、面白かったですよ。
マーカス・ミラー「Introduction」
アルバム「Silver Rain」の冒頭を飾る、30秒ほどのベースソロ。ある意味いかにもオーディオソース的な図太いベースで低域〜中低域の出具合を確認できます。アルバム自体もクラプトン参加曲もあり、マーカスのプレイを堪能できる良い作品だと思います。
グレタ・ヴァン・フリート「Highway Tune」
アルバム「From The Fires」より。レッド・ツェッペリンが現代に甦ったかのようなサウンドとヴォーカルが魅力の注目バンド。重たいドラムが特徴的。重量感があるのにくっきりしたキレの良い音像。ロック系で何か試聴したい時はまず、これを流します。
カサンドラ・ウィルソン「Just Another Parade」
アルバム「Belly of The Sun」より。カサンドラの曲は音数が多いので、音楽的にもオーディオ的にも両方面白いんですよね。この曲はゲストヴォーカルが2人いて、それぞれのヴォーカリストがどこに立っているかを確認できます。特に3人揃って歌う時の浮かび上がって来る音像が凄いんですよ。配信でハイレゾが無いのが残念ではあります。
スティング「The Empty Chair」
アルバム「57th&9th」より。オープニングのロックナンバーも良いんですが、ラストのしっとりしたナンバーを。ドミニク・ミラーの弾くアコギとスティングのヴォーカルというシンプルな構成ですが、アコギの艶やかさ、スティングの存在感が際立っています。これが空間にぽっかりと浮かぶ様が自分の好きなように出ているかを聴いています。
まだ他にも無いわけではありませんが、代表的なものを紹介しました。また、他にも紹介する機会があればと思います。こうして見ると、少々偏りがあるのかもしれませんね。クラシック系は全く無かったり、など。あまり聴かないので仕方がないんですが、これでたまにクラシックを聴いても個人的にはそれほど違和感も無いのでそのままにしています。ピアノトリオも意外に無かったんですね、選んでいてあらためて気付きました。
これらとは別に、アナログでの試聴レコードもありますから、こちらもまた別の機会に紹介できれば、と思っています。
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