神戸のコーヒー豆をドリップしました。

COFFEE

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細君が神戸日帰り旅行のお土産に、ということで幾つかコーヒー豆を買って来てくれました。その中で「FRANK」「Lima」という2軒のロースターさんの豆を飲む機会に恵まれたのでレビューしていきたいと思います。

まずは「FRANK」のハウスブレンドその名も「まいどブレンド」という、いかにも関西地方らしいネーミングのブレンドです。中煎りで「飲みやすいバランス」との事です。内容はエチオピア、ブラジル、その他となっているのでエチオピアが主体なんでしょうね。ブラジルはやっぱりバランスをとる調整役としては欠かせない存在でしょう。エチオピアも中煎りなわけで、酸味を強調したものではない事になりますね。

シンプルなパッケージがイイですね〜
このように裏面に説明書きがあるのが親切ですね。

さっそく淹れてみる事にしましょう。フラワードリッパーを使って、まろやかな味わいを狙います。ペーパーには「アバカ」を使いますね。

お〜、なるほどこれは美味しいわ。

美味しい、だけでは話にならない(笑)ので少しレポートしますね。

バランス、と謳っているので中庸な味と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その中庸な中にしっかり個性を発揮しています。芳醇な甘みをしっかり感じさせてくれるんですよね。それがエチオピアを使っている所以でしょう。バランスは取れているけど特徴が無いのとは違う、「良いコーヒーを飲んだ満足感が高い」気分にさせてくれるコーヒーです。あまり酸味がキツすぎたり、苦すぎたりするとどうしても好みが分かれてしまいますよね。とは言えいわゆる「流行り」のコーヒーは浅煎りが多くて酸味に特徴がありますし、「往年の喫茶店の味」というと苦味が強かったりします。この「まいどブレンド」はそのどちらにも寄らずに、まさに絶妙すぎるバランスで「コーヒーって、こんなに美味しいんですよ」と提示してくれるのです。あらためてブレンドって面白い、奥が深いな〜と思わせてくれるコーヒーでした。ご馳走様です。

続いては「Lima」のブラジルです。「Alto alegre(アルト・アレグレ)農園」産、という事でスペシャリティですね。検索してみるとかなり多くのロースターさんが採用しています。ホームページ(オンラインショップ)での記載によるとナチュラル精製で、煎り具合はフルシティローストですから中深煎りとなりますね。また「心地よい酸味とボディー、そして甘味のバランスが絶妙」と記述されています。ブラジルにあまり酸味というイメージはないのですが、逆にスペシャリティなブラジルは飲んだ経験も無いので楽しみですね。

何だかプロっぽいパッケージと感じてしまうのは私だけでしょうか。
そんなに深く煎っていないですかね。

こちらもフラワードリッパーで淹れてみましょう。

お〜、これは違うわ。

何が違うのか。これまでブラジルの豆に感じていた「酸味は無く、苦味もほどほどなマイルドコーヒー」というイメージとは違うんですね。マイルドなのは同じでやはりブラジルらしさを彷彿とさせますが、薄口ではなくしっかりとコクとボディ感があります。そして酸味もありますがこれは甘みと一体化しているようにも感じました。そう、このコーヒーの最大の特徴は「甘み」でしょうね。トロリとしたその感触が、舌を喜ばせてくれてその余韻がしばらく続きます。「うむ、甘露、甘露」と時代劇に出てくるお殿様のようにニマニマしながら「世は満足じゃ」と言いたくなりました。ブラジルのスペシャリティって、こんなに美味しいんですね〜。いや不勉強でした。ご馳走様です。


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いや〜、2つとも大変満足いたしました。これからも機会があれば色々レポートしたいと思います。ありがとうございました。

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