WiiMの音質強化〜ケーブルとGaN

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先日「WiiM Mini」を導入した件を書きましたが、その後一層の音質向上を狙って策を弄したお話しをしたいと思います。

1. 光ケーブルの交換

前回書いたように「残念ながら192/24は自室では達成できなかった」んですが、そのリベンジとしてデジタルケーブルの交換を試したのです。小型デジアンで名高い「アムレック」のオプティカルケーブルです。これは192/24対応であることを強調して謳っているケーブルで、これならばひょっとして…という期待を込めて購入に踏み切りました。

パッケージも必要最低限なのが好感持てますね。

届いたオプティカルとしては端子が立派なケーブルを、純正品と入れ替えてみます。そして192/24のテストトーンを試しました。

結果は…少し間があったので「やはりダメか」と天を仰ぎかけたものの、テストトーンは見事に鳴ってくれました。ドキドキさせてくれるじゃないの。まあとにかく、リベンジ成功です。

また、音質も少しハイ上がり傾向にあるものの「ランクが上のケーブルに交換した」感のある音になってくれました。音の粒立ちが大変良いんですね。価格的にもこれ以上になるとかなり高額なクラスになるので、お買い得かと思います。

2. 電源をGaNを試す

次に電源対策ですね。WiiMはiPhoneの充電アダプタを介してコンセントに繋いでいます。このアダプタに代わるものは何か無いのか?と思い立ったんですね。

検索してみると聞き覚えのあるワードが目を惹きました。それが「GaN」です。そう言えば最近流行っているな…と。これはパワーデバイスで使用される「窒化ガリウム」の事ですね。なるほど、急速充電が必須の時代になってくると従来のデバイスに代わって小型高効率なものを採用する事になるわけです。ただ、そうした高効率化が果たして音質向上にどれだけ寄与するのでしょうか?正直なところ、ノイズが増えたりというイメージの方が強かったりしますね。

とは言え、音質が向上したという話もあるので試してみようではありませんか。USB充電アダプタ部分を替えるだけですしね。無数とも言えるほど商品点数の多い分野ですが、ミーハーな私は「ANKER」のものにしました。最近ポータブルバッテリーに始まるガジェット系周辺機器メーカーとしては「ブランド」と呼べるポジションと信頼感を得ていますよね。最も安価と言える「nano Ⅲ」にしました。ただ差込がUSB-Cなので、両端がUSB-Cのケーブルを新たに調達する必要は出てきます。そちらはPD(急速充電)対応を謳う「UGREEN」のケーブルを入手しました。

さあ役者は揃いました、さあ肝心の音はどうなのでしょうか。

結果は…おお、躍動感があってよく弾む音ですね。良いじゃないですか。かと言ってうるさいわけではなく、バランスは良好です。中低域がぐっと締まり下の方までレンジが伸長して、明らかに解像度も上がった感があります。音像は引き締まり、それぞれの音の滲みみたいなものが少なくなったようです。

さらに、純正USB-Cケーブルには通せなかった「アモルメットコア」を通してみました。これで音楽の種類によっては感じていたキツさのようなものが緩和されました。と言って丸くなり過ぎていないので高解像度感は変わりません。S/N感が向上したためか、低域のモヤ感も薄れたように感じますね。

このケーブルにはアモルメットコアを通すことが出来ました。

中村製作所 NS-221 Amormetコア 音が良くなるオーディオ専用リングコア アモルメットコア NS221

そんなわけで、「WiiM Mini」を中心にしたネットオーディオライフはますます楽しいものになりました。こうした音質向上策をあれこれ考えるのも、これまた楽しいものなのですわ(笑)。

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