オーディオの基本はルームチューンですね。

AUDIO
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「部屋を制する者は、オーディオを制する」

などと誰かが言ったかどうかは知りませんが、本当にオーディオにとって部屋は重要である事は紛れもない事実ですね。機器がいくら良くたって部屋の条件が悪いと「せっかく大枚叩いたのに…」という事になりかねません。逆に高額機種ほどセッティングに敏感だったりしますから、むしろグレードアップ前より悪くなってしまうことすら想定できます。

「一軒家を建てるときにオーディオ専用ルームを作ることができた」方もいれば「居間にTVと一緒にスピーカーを置いている」方もいるでしょう。広さも千差万別かと思います。私の場合はありがたい事に賃貸マンションで6畳間を自分の部屋として使わせていただいています。妻に感謝ですね。

そんなわけで、今回は私の部屋のオーディオ対策についてお話ししていきましょう。

どうしても一般的な部屋というのは平行面が多いために「定在波」が立ちやすいのです。これがキツいとどうしてもモヤモヤした音になりがちで、気持ちも何だかモヤモヤしてしまったりします。コンサートホールの天井が波打っていたりするのは、決してデザイン優先というわけではないんですね。まずはできるだけこの定在波を潰したいところです。そんなアイテムを紹介していきますね。

音響パネル

まずはこちら。実家にいる時代から使ってきたものです。

今は閉店してしまったショップさんのオリジナル品ですが、つまりは反射板ですね。本来は天井にも貼り付けたいところではありますが、賃貸というのと実家時代も何度も落下するという目に遭っていたので側面だけにしています。しかもカーテンレールなど立てかけられるところのみに使っています。これを使うことで音場感定位感の向上が大いに見込まれます。具体的にはヴォーカルの口の大きさが小さくなって前に半歩出て、代わりにバックの音楽の前後左右の位置が見えてくるようになってきますね。また、中高域のざらつきが少なくなってスムーズな抜けの良い音になる傾向があります。実家時代天井に貼り付けていた頃は、まさに天井が高くなったような錯覚を覚えたものでした。また、低音による床の振動も軽減された事に驚いた記憶があります。

カーテンレールに立てかけるだけです。

かなり作業は面倒なものになりそうですが、自作も可能ではないでしょうか。水色をした「スタイロフォーム」が材料になります。隣のマスが必ず違う高さになるように凸凹を作る必要があるので、ここに時間が掛かりそうですね。私は水色のままの状態の完成品を購入し、塗装は自分でやりました。素材の特性上どうしても塗料が染み込むので、意外にこれも面倒でしたね〜。ただ、反射という特性を強めるには塗装した方が良いことは間違いありません。

「Azteca」「Watayuki」

ルームチューニングを代表するアイテムとしてドアや衝立のようなサイズの音響パネルがありますね。様々なメーカーから出ていて効果も想定できますが、結構値が張ります。しかも場所をかなり取りますから、なかなか6畳間オーディオではキツいものがありますね。もう少し気軽で小さいものは…と思った時に試すことができたのがこちら。

近くで見ると、外枠はボール紙なので少々安っぽいですが(笑)

20cmちょっとの正方形で上の「Azteca」が反射、下の「Watayuki」が吸音の役目を担っています。どこに貼っても構わないのですが、やはりスピーカーの背面が良いのではないかと思います。私はまず「Watayuki」を貼ってみて効果を確認した後、「Azteca」を設置しました。

私が自作するバスレフ型のスピーカーはダクトを背面に設けるので、その真後ろに貼り付けています。吸音に関しては低域にはあまり効果がないと思われがちですが、余計な中高域を吸音する事でスッキリした低域にもなります。さらに「Azteca」で反射させる事でモヤつきの解消ができるわけですね。これで音場感が向上し、見通しが良くなった感がありました。

さらに真ん中にも設置しようかと思っていたのですが、さらに節約しようと一計を案じました。

自家製パネル

これが真正面に見える場所に取り付けています。


百均で小型の「すのこ」(名古屋弁では「ザラ板」と言います)と手芸用のワタを買ってきて、これで音響パネルを自作したのです。まあ、ご覧の通りワタを2枚の「すのこ」で挟むというしごく単純なものでございます。このワタも繊維にバラツキがあるもので、音響的には効果が高そうであります。板の部分で反射を、ワタの部分で吸音という一枚で相反する2つの働きを目論んだわけですね。結果は思った以上の効果と言いましょうか、ヴォーカルがさらにクッキリと周囲と離れて浮かび上がった感がありました。モノラルのレコードはより音像が中心に集まって、前後感が向上しました。いや〜僅か200円でこの効果は凄いものです。

そんなわけで、こうして書いていると部屋の対策というのはまさにオーディオの基本なのだなと痛感させられます。大抵のご家庭に置いて、ちょっとした対策だけで大きな効果が見込まれるのです。これだけではないので、またピックアップしてお話ししたいと思います。

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