オーディオに「ひと手間」を加える

AUDIO
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「神は細部に宿る」とは、大変使い勝手の良い言葉だと思いますね。

細かいところにも拘りを出して、それが上手くいって上記のセリフを唱えれば、何だか高尚な仕事を行ったかのような満足感が得られるではないですか。ダメでしょうか。

オーディオという趣味も、一見どうでも良さそうな、重箱の隅を突きまくった結果が吉と出れば最高の気分を味わえますよね。自分はどちらかと言うと大雑把な性格ではありますが、趣味に関しては細かくなるのではないかと自己分析?しております。

という訳で、今回はオーディオに関するアクセサリー系の「小ネタ」を拾い集めたいと思います。まあ、前に書いた「対策」と似通った部分もありますので、その「続き」と捉えていただいても構いません。ほんのひと手間加えただけで、ひょっとしたら大きく音が良くなっちゃうかもしれませんよ〜(保証はできませんが)

それでは、今回は大きく分けて3つのネタをご紹介したいと思います。

エアコンにも大きなフェライトコアを装着しております。

フェイライトコア
これはかなり実践している人もおられるかと思います。オーディオ機器系に直接装着させると、何だか音が大人しくなったり、鈍い感じに変化することも多い→効きすぎてしまうことの多いグッズですが、これはオーディオ以外の電源コードに装着しています。冷蔵庫、エアコン、ウォシュレット、洗濯機、扇風機、ルータなどなど。まあ、ルータは我が家では半ばオーディオ関連機器と化していますが、やはりノイズ源としては大きいものがありますからね。
使用前後の感想としては「何か詰まった感じ」が取り去られて、一枚ベールを剥いだような印象がありますね。環境によって変化の度合いは人それぞれとは思いますが、逆に「ものすごく効く」というケースもあるでしょうね。

(左上)自作電源ケーブルのプラグ内に収めます。(中上)このように、さまざまな種類があります。(右上)自作電源ボックス内配線に。(左下)メガネ型電源ケーブルにも。(中下)DAC周りにも。(右下)PC周りの自作電源タップにも。

アモルメットコア
私の場合、オーディオ機器にはフェライトコアの代わりに中村製作所の「アモルメットコア」を装着している箇所が多いです。これは発売当時かなり話題になったので記憶している方も多いかと思いますが、実際にいい感じに効いてくれるので重宝しますね。少々調子に乗って、電源系にしても信号系にしても「ここにも付けよう」「よし、今度はここにも」などとあちこちに装着していましたが、同じ経路にいくつも付けてもあまり意味がない(費用対効果が悪い)ので、程々にしましょう(笑)。
電源ケーブルを自作する際に、最初からインレットの中に仕込んでおくと見た目もスッキリしますね。使用例は写真の方が分かりやすいとは思います。スピーカーケーブルには端子の都合で装着していませんが、切り売りを使っている方ならば問題なく装着できるので、試してみて損はないかと思います。注意点としては、電源ケーブルなどと同じで+と-を一緒に通す事ですね。それぞれに通してはいけません。
効果は音場の見通しが良くなり、各楽器の音像定位がよりしっかりしたものに感じます。このアモルメットコアは、通すケーブルの太さに合わせて大きさは各種取り揃えていますが、大小に関わらず効果は同じなので小さいタイプで済むのであればそれに越したことはありません。大口径タイプはかなり金額も上がってしまいますから。自作する方が有利でしょうね。電源ケーブルだけでなく信号ケーブルも作る方ならば、比較的安価な小口径タイプを存分に利用できます。
あとは、無闇矢鱈と装着しまくった自分が言うのも気が引けるのですが、大中小用意しておいて色々試した末に、「ここが一番効く!」という箇所を見つけて固定するというやり方が効率的でしょうね。これは反省から来る助言と言いましょうか(笑)。

右の洗面台のコンセントが意外に効いたんです!

「改良」コンセントカバー
次は空きコンセント対策です。オーディオ系のコンセントや電源タップは大抵埋まってしまっているので使ってはいませんが、家中の空いたコンセントには全て、自作のコンセントキャップをしています。自作とは言っても、市販のコンセントキャップに以前紹介した「ノイズ吸収シート」を細かくカットして貼り付けるだけの話ですけどね。市販品にも似たものはありますね。
そうは言ってもですね、これがまた思いのほか「効く」んですよ。透明感が向上したと言うか、目が覚めたような音と言うか、クリアになった事は間違いないですね。こういった電源系は「マイ電柱」を建てる人も存在するくらいですから、重要なことは理解できます。とは言え、人によってオーディオに掛けられる予算は様々です。ならば、その限られた「枠」の中で最大限楽しもうではないですか。こういうつまらない事(私は面白いけど)からでも、十分効果がある訳です。もちろん、これは私の住処が築40年になろうかという古いものだからかもしれません。部屋自体はリノベして綺麗ですが、配電盤など電気周りは当時のままですしね。逆に新しい家屋でも、現在はコンセントの数が多いですから、たくさん塞げば効果がさらに上がるという可能性もありますね。


電磁波・ノイズ吸収シート ノイズキャンセリング電磁波吸収材105×110mm 低周波用ノイズ抑制シート0.5MM

以上、3つのネタを紹介しましたが、2つ目はちゃんとしたオーディオアクセサリーなので決して小さいとは言えないネタではありましたね。しかし、コスパの高い効果が期待できるという点では共通していると思ったので、ここで挙げさせていただきました。

また、こうしたオーディオネタは不定期で発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

「ひと手間加えて、良い音を味わいましょう!」

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