コーヒーを趣味にしていると、「アウトドアでコーヒーを淹れて飲んだら、美味いだろうな〜」と思ったりしますよね。…まあ、もちろんそうでない方もいらっしゃるでしょうけれども、例えばキャンプとか自然の下で飲むコーヒーって家で飲むのとはまた違った趣があるものです。自分で豆を挽いてドリップしたら、さらに美味しいはず!そのように妄想は膨らんでいくわけです。以前から愛用しているミルもキャプテンスタッグの収納式なものですしね。
そんな中、ハリオから登場しているサブブランド「Zebrang(ゼブラン)」。こちらはアウトドアに特化したコンセプトになるんですね。ここからリリースされているドリッパーが何だかカッコいいのですよ。
持ち運びに便利なドリッパーは数多くありますが、このZebrangはシリコン製で組み立て式というところが面白いではないですか。しかもドリッパー自体は定評のあるV60なのです。これで充実したアウトドアコーヒーを楽しむぞ!
というわけで、購入した「V60フラットドリッパーZebrang」。当時まだ出たばかりの頃の購入だったのですが、実際に使用したのはそれから1年近く経ってからになるとは…(笑)。暑いな、寒いな、雨だ、起きられなかった…いやはや。そんなわけでようやくレビュー出来るという事でございます。
朝の公園でコーヒードリップ。何て清々しいのでしょう。所々テントやターフが見える中、ただドリップしたコーヒーと朝食を摂ってさっさと帰るのです。何と潔いのでしょう。
持っていた「SOTO」の折り畳みバーナーを使って湯を沸かしながら(写真撮っていなかった…)、こういう時に本領発揮なキャプテンスタッグのミルで豆を挽きます。さすがに自宅のコンロより時間が掛かりそうなのでその間にサンドイッチなど持ってきた朝食を準備しつつ、ドリッパーの組み立てを行います。
シリコン製の扇形をした物体を、円錐形になるようにシャツのボタンを留めるように組み立てていきます。ホルダーに差し込んで少し回すと固定できるようになっているのでグラつきも少ないかと思いますね。私の拙い説明では分かりにくいかな…そんな時は公式ホームページでは説明ムービーも出ているので大変便利です。
シリコン製ということで注湯すると注ぐ勢いでゆらゆらするのでは?という不安もありましたが、実際に注いでみるとしっかりしていて安定感に問題はありませんでした。あとはV60と全く同じように使えばいいですね。その点は安心感が本当にあります。そんなに頻繁に使うものではないので「このドリッパーにはどう注ぐのがベストかな?」とか余計なことを考えなくて良いですからね。いつも通りで良いのはありがたいものですね。
サーバーからアウトドア気分を高めるべくシェラカップにコーヒーを注ぎます。コーヒーはエチオピア・ウォッシュド。晴れた日の朝にふさわしい、スッキリしたテイストがたまりませんね。持ってきたホットサンドを頬張りつつ、いつもとは違う素敵な朝食を摂ることができました。短いけど充実した時間。暑くなる前に、ササっと撤収して帰りました(笑)。もちろん、テントなりゆっくりできる装備があればキャンプしながら朝も昼も夜もコーヒーを楽しむのも最高ですね。
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