Fostex「FF85WK」でダブルバスレフを(1)

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現在デスクトップスピーカーはマークオーディオ「OM-MF519」を使用したダブルバスレフスピーカーを使っています。その前もペンシル型をしたダブルバスレフでした。今回はその前作を引っ張り出してきて、その製作記を書こうと思います。まあ、作ったのは何せ12年前だったりしますが、幸い当時はホームページに載せるつもりで写真はある程度撮影していたので見ているうちに記憶が蘇ってきました(笑)。

もちろんそれまでもデスクトップにスピーカーは設置していたんですが、奥行きを長めに取っていたために狭いデスクでは少々使い勝手が悪かったんですね。そこでペンシル型と言いましょうか、幅も奥行きもそれほど変わらないような細長いフォルムを持つスピーカーを作ろうと思い立ったわけです。これならあまり前に出さずに設置できますからね。

ユニットの選択ですが、やはり8cm かな〜というわけで当時はまだ出たばかりで興味もあったフォステクス「FF85WK」に決めました。そう考えてみるとこのユニット、結構なロングセラーですね。それまでのFFシリーズはアルミ製センターキャップの影響なのかFEシリーズに比べるとメタリックな音色が特徴的でした。また、どちらかと言えばバックロード向けでもありました。私も「FF165K」を20年以上前に使ったり現在も「FF85K」をテレビ台スピーカーに使ったりしていますが、かなり遅れてリリースされた85Kはともかく、165Kの方はかなりギラギラした音になっていて苦労したものです。下に懐かしい写真を2枚載せました。

FF165Kです。画像粗いですね…20年前なのでご容赦を。
少々失敗して、試行錯誤しました。

ところがこのFFシリーズが一新されて「W」が型番に付くようになると、見た目もキャラクターも大きく変化したのです。センターキャップはそのままですが眩しい白いコーンだったのが渋いグレーに、適正エンクロージャーも「バスレフ向け」に舵を切ってきたんですね。その代わりFEの方がバックロード適性を強めてきました。この時大きく刷新されたわけですね。

グレーの振動板とシルバーのセンターキャップが渋い感じですね。

記憶が少々曖昧なものの、当時はこのユニットを使ってみたくて作ろうと思い立ったのかもしれないですね。前言とは動機が違ってきますけど、まあ興味と必要と、両方の要素が合わさって製作に至るというのは良くある事ではないでしょうか(笑)。

とにかく設計です。なぜダブルバスレフにしたのか。一つはまだ作った事がなかったという側面が大きいですね。未知の方式というのは、音を出すまでの楽しみが作っていて非常に大きいだろうことは確実なのです。ペンシル型というか、トールボーイというのは高さがあるわけでその空間をもっと有効活用できないか?と思ってしまうんですね。

ただダブルバスレフは設計に当たって計算式が複雑なことがよく挙げられます。しかもその式で果たして良いのか?とも言われます。だったら、適当(カタカナで「テキトー」と表記した方がいいか)でいいじゃん!と大雑把な私は思い立ったのです。結果オーライを狙うのです。

大体、第一空気室と第二空気室は1:2くらいに設定して、ダクトの長さは第二の方を長くする。このくらいでアバウトに決めました。デスクトップ用という事もあってそれほどシリアスになる事もなく、気楽な設計で行きましょう。

設計図ですが、後で悲劇を…(涙)

板は少々贅沢に、シナ合板にしました。組み立て始めると何やら雲行きが…いかん、間違えた。板取りをミスってしまって、側面の板が足りない状態になってしまったのです。うわー、しまったな。結局出来るところまでやって、翌日また足りない分を調達しに行くという無駄足を踏んでしまいました。

寸法を間違えました…足りないじゃないですか〜
手にしているのが新たに買ってきた板です、やれやれ。

気を取り直して作業を進めましょう。ターミナルは端子板を介さずに直接板に埋め込むタイプにしましたが、当時たまたま見つけて安かったんですが銅線を直接(穴の径も大きい)、バナナプラグ、Yラグ全て対応していて便利でした。このタイプは後で塗装する時少々面倒ですけどね。

板に直接埋め込むタイプのターミナル。使い勝手は良いですよ。

ちなみにフロントバッフルには斜めカットを施しました。音響回析効果も当然考慮した上ではありますが、見た目を少しでもスリムに…という効果もありますよね。自分が作ったスピーカーはかなりそうしているものが多いです。

吸音材もうっすらと貼り付けています。

ちょっとしたトラブルはあったものの、無事箱は完成しました。ユニット取り付け以降は次回ということで…

エンクロージャー完成です!

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