シュア掛けをしたくて

AUDIO

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ひと口に「オーディオ」趣味と言っても様々で、私がメインにしているのは「ホームオーディオ」と言えるでしょう。「カーオーディオ」を趣味にしている方はこれがオーディオでしょうし、イヤホンがメインならこれが…という話ですね。

私はカーとイヤホン、両方とも齧ってはいますのでメインではないものの少しはお話しする事ができます。今回はイヤホンについて行ってみましょうか。今主流のBluetoothで無線のものではなく、音質を優先させた有線タイプです。

メインテーマとしてはイヤホンケーブルを「シュア掛け」用にしたい、という事がメインになります。その前にオヤジらしく自分語りをしてしまいますが…少しだけお付き合いしていただければ幸いでございます。

それほどiPhoneなどで音楽を聴くケースは少ないのですが、昔はiPodを持っていました。その時にはゼンハイザーのイヤホンを愛用していました。やはり純正では少々物足りなかったんですね。このイヤホンは中低域が分厚くてある意味分かりやすい音でした。¥5,000くらいだったでしょうかね。

3年ほど前に新調しようと、専門店で試聴しまくって…しまくった所為で何だかよく分からなくなりましたが(笑)、決定したのは「Westone」というメーカーの「UM Pro20」というもの。あまりシャカシャカせずに中域に厚みがあって良いな、と感じたんですね。耳への収まりも良いのも気に入りました。カナル型なのでここは重要ですね。

ステキなパッケージに入っているのも嬉しいものです。
専用ケースもオシャレです。

そしてiPhoneから接続するポータブルDACとして「ikko Zerda ITM03」を同時に購入しました。小さいけど高音質で「これで十分」なクオリティを持っていると思います。現在はディスコンになっていますけど、後継としては「ITM01」がありますね。

これがDACアンプなので、大変気軽なんです。
このように「シュア掛け」ができます。

これで屋外でも良い音を楽しむ事ができました。「amazon music HD」をダウンロードしたハイレゾを聴く事もできますから、便利なんですよね。

当時すっかりイヤホンオーディオの魅力にハマった私は、もう一つイヤホンが欲しくなってしまったのであった。ちょうどその時、AKG「N30」が処分特価になっていたんですね。ムズムズが止まらなかった私は試聴もしていないのにネットのレビューを読み漁って「これは好みに合うに違いない」と自分に都合の良い解釈?をして購入してしまうのでした。

2つ目を買っちゃったんです…

実際、これも音は間違いなかったですね。さすが老舗AKGと言うべきでしょうか、何だか「手慣れた音」といった趣でした。特に低域がどうの高域がどうのといったような尖った特徴を持たせるのではなく、聴きどころを押さえた全体的に快活な音調なのです。

さらに、メーカーサイト(ハーマングループです)を見ると専用リケーブルもあるではないですか。毒を喰らわば、な心境でこちらも注文してしまいました。

これに替えるとまあ、さらに細かい音も出てきてワイドレンジ感が向上するという趣で全体的にレベルアップしました。素晴らしい。純正だからそれほど間違いはないですがリケーブルは大成功でした。

ただ一つ、問題が発生しました。このリケーブルはいわゆる「シュア掛け」がうまく出来ないんです。後から回して耳に掛けて安定させる、と言う掛け方ですね。このイヤホンは形状的にシュア掛けが前提で、イヤホン本体のケーブルは耳に掛ける部分だけ少し硬さを持たせて耳に合わせて曲げる事ができます。ところが純正なのにリケーブルに替えると全体的に同じ柔らかさなので、耳に巻き付けてもするりと落ちてしまうんですね。

リケーブルをした後のAKG。ケーブルが真っ直ぐですよね。

これではせっかく音が良くなっても…というわけで対策を考えたわけです。

検索してみると「イヤーフック」というものがあるんですね。元々はイヤリングのようにアクセサリーを装着する装具のようですが、今回のようにイヤホンの装着感を高めたり、最近ではマスクをズレない目的に使うものもあるようです。

選んだのは「Ne(new ear)」というブランドでイヤホンも出しているメーカー、ラディウスのものにしました。素材のシリコンが柔らかそうなので最初試すには良いかな、と。

4つ入っています。だから1セットぶん余ってますね〜

最初から耳に掛けるような形状になっているので分かりやすいですね。これに沿わせてケーブルを装着すればOK。色がクリアで少々「いかにも付けました」感がありますが、まあ良いでしょう。黒もあるのですが、ちょうど品切れだったんですわ。

実際に耳に装着してみます。バッチリです。うまく耳に掛かりました。これで長年?の懸案が解決されました。今まではいちいち耳から外れたケーブルを何回も何回もかけ直していたんですよね〜。カナル型イヤホンと耳との密着性もさらに高まりました。さっさとやるべきでしたわ。心配だったメガネとの干渉も少なく、むしろメガネが滑りにくくなって良いくらいですね。

装着はこんな感じ。悪くないですね。しかし肌が汚い…

自分はジョギングしながらイヤホンを装着するという習慣は無いので、そこまでするヘビーユーザーの方にはどうか分かりませんが、普通に電車で移動中など大人しく使用するだけなら全く問題ないと思います。あとは耳の形状は人それぞれですから、なんとも言えない部分はありますが…とは一言申し添えておきますね。

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