ハブはネットオーディオ必需品です

AUDIO
Exif_JPEG_PICTURE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

これまでお話しました、ルータやWi-Fi中継機というのは当然PC周辺機器に過ぎず、オーディオの事を何か考慮しているわけではありません。当然ですよね。だから対策を施したわけです。

前回の続きで中継機から先、そこはスイッチングハブになります。以前は普通の金属製のハブを使っていて、そこにも同様な対策を施していました。

ただ、ハブに関してはあるんですよ、オーディオ用というのが幾つか。

数年前、型落ちがセールになっていたので意を決して購入しまして、今に至ります。「JS PC AUDIO」というガレージメーカーさんのものですが、「オーディオ用途として使用するためにネガティヴな要素を徹底して排除する」という意識が製品に表れているというところに惹かれました。「HFS1000」という型番のハブで、現在の後継機種は「HFS1155」ですが直販サイトで確認すると残念ながら売切れになっていました。最近部品供給などが困難な状況が続いているためかもしれないですね。

こちらがオーディオ用ハブ。重たいです。しっかりしています。アクセスランプは音質優先で省かれています。

スイッチングハブ、PCオーディオにおいて実はかなり重要な位置を占めています。サブスクのような形態はルータの存在が当然必須ですが、ダウンロードしたりリッピングしたりしてNASに保存している音源はハブを用意してローカルネットワークを形成すれば、外部のネット環境を無視することが可能なわけです。極端な話、保存してある音源を聴く限りは、ルータからのLANケーブルは外してしまった方が音が良くなる可能性もある、という事なんですね。

汚い手書きですいません…このようにハブは重要なのです。実践がLAN、点線がUSBです。
ラズパイについては…また項を改めますね。

それ程までに重要な位置を占めるハブ、導入した当時の印象は「音が落ち着き、腰高なところが改善された」という感じでしょうか。さすがオーディオ専用。このハブはまるでアンプかの如き強力な電源部を持ち、回路と電源部を銅板でシールドしていたり、と既に徹底した対策を施しています。さらにこちらでも対策として「LANターミネーター」を使用して、さらに盤石なものにしています。使っていくうちにレンジも広くなり、まさに良い意味で「オーディオらしい音」になっていきました。本当にハブ、重要です。オーディオ用途のハブは、このメーカーの他にもいくつか出ていますね。

もっとも、こうしたハブでなくとも前回お話したような対策を施せば、通常のものでもかなりのレベルアップを果たすことができると思います。特に、素の状態から対策をしまくった状態に替えるとその違いの大きさに驚かれるのではないでしょうか。あとは「¥3,000〜¥5,000のハブにそんなに金と手間暇かけてどうするのだ」という自問自答を振り払うだけのことですね(笑)。それで音が良くなったら、安いものだと個人的には思いますけど。

では次に、少し触れましたのでハブに繋いでいるNASについてもお話しましょう。

NASというのは「Network Attached Storage」の略で、ネットワーク上に接続するハードディスクの事です。データ共有など様々な使い方がありますが、この場合は「音楽データを保存して、好きな時に取り出して聴くことができる」ようにするのが目的となりますね。

後ろの黒い三角柱がNASです。オーディオ用ではありますが、筐体は軽いです(笑)。

私が使っているのはI−O・データ機器の「RockDisk forAudio」と呼ばれたシリーズです。オーディオ用途NASの先駆けのようなもので、その後バッファロー社と共にオーディオ機器としてのNASが高級化しつつもその地位を築いていくのでした。I−Oの方は現在でも「Rock…」の代替である「Soundgenic」シリーズとして、コスパの高いオーディオ用NASをリリースしており、「当時それがあれば…」と悔しくなるくらい付加価値が付いております。

それはともかく、私が所有しているNASはSSDで500GBといういかにも「往年の」と形容したくなる容量ではありますが、やっぱり静かなのはイイですね。さてここの対策としては電源です。ACアダプタですがこれをヤマハの電子ピアノに使用されるトランス方式電源アダプタ「PA-6」に替えました。元々定評のあるもので、やはりノイズが多いデジタル方式ではないところに価値がありますね。特に回転するHDDにはより効くと思います。 これは今でも「サウンドハウス」などで販売しています。

大きな電源アダプタ。12Vの機器ならこちらにするのがお勧めです。

さらに、これはACアダプタを替える前からノイズフィルターを装着していたのですが、中村製作所(NS)「NMMB02」です。以前、他の箇所に装着させようとして結局使わずに浮いていたものでした。これもifiに負けず劣らず、優れものです。雑味が取れて、定位感も向上しました。ただし、これはもうディスコンで後継機種も無いので、中古品が出るのを待つしかありませんね。私も一時は売ろうと思っていたので、そうしなくて良かった(笑)。

NASを上から俯瞰。刺さっているのがNSのノイズフィルターです。

あとはLANケーブルですが、一応全てオーディオ用のものを使用しています。ルータ〜ハブ間はサエク、NAS〜ハブ間はオーディオクエスト「Forest」、Mac〜ハブ間はベルデンのものを使っています。もちろん効果がありますが、優先順位的には後でもいいかなと個人的には考えます。対策をしていないと、せっかくいいケーブルを買ってもあまり力を発揮してくれないですからね。


ここまで対策をつらつら書き連ねてきましたが、いや〜ずいぶん盛りだくさんでしたね。自分で言うのもなんですが。ただ、非オーディオ機器がオーディオに直接的に絡むものは、徹底的な対策が必要だと思います。素のままの環境で「ネット配信の音質が云々」と言うのは大変勿体無い、その一心で書き殴っておりました。まあもっとも「そんなの面倒くさい」と言われちゃおしまいですけどね。乱筆失礼いたしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました