スピーカーを作ります(4)

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こんにちは。

いよいよ塗装です。いつも「今回は何を塗ろうか」と、あれこれ悩むのが好きだったりします。

大体「その時の気分で決めている」だけなのですが、ユニットの色だったり雰囲気とコーディネートするのも楽しいですね。

最初に写真をアップしているので既にバレてしまってはいますが、今回は金属風塗装を施しました。カインズホームで購入した「メタル塗装キット」と言う2色入りの水性アクリル塗料セットです。これはカインズオリジナルですが、似たようなものは「ターナー」さんあたりから出ていますね。ユニットのフレームや全体的なイメージからシルバー系に決めました。

こちらが「カインズ」オリジナルのメタル塗装キット。楽しいので色々塗ってみましょう(笑)。

これの面白いところは、いかにも一斗缶のような金属の「ムラ感」を2色使って表現できることですね。まず濃い方をスポンジで叩くように隙間ができるくらい荒めに塗っておいて、乾燥後に薄い方をその隙間を埋めるようにまた叩いて仕上げる、そんな感じです。以前別のものに使ったことがあったので、残りを使い切るつもりで塗り進めました。

結果は開封後長かったためか、若干塗料自体の濃度が濃くなっており、もっと凸凹としたブリキ板のような質感を狙ったつもりが、何だか別の質感になってしまいました。ただ、まあ無彩色の迷彩柄のようにも見えるので、これはこれで悪くはないかなと。むしろオシャレかなと、愚かにも自画自賛モードに入りました(笑)。

このように、ムラ感を出して

さてさて、あとはユニットを装着すれば完成です。

ユニットに接続する配線には、ファストン端子を装着しました。ハンダ付けをせずに済むのならば、そうしたい一心なのです。もちろん、後で色々手直しする必要が出たときに備えて脱着を容易にしておきたい、という要素もありますけどね。

ファストン端子です。オーディオテクニカのしっかりしたモノ。

ただ、ファストンを通すために少しユニットのために開けた穴に細工が必要になります。そういう微調整は彫刻刀の出番です。丸刀でザグりを入れて、力がもう少し必要な部分は肥後守でザクザク削ります。こういうのは電動工具を使わずともサクッと出来ます。

別のスピーカー写真ですが、このように削りたいわけです。

ユニットに配線を繋ぎ、エンクロージャーにねじ止めします。ようやくここまで来た!と万巻の想いに浸りそうになるのは、こんな時ですね〜この作業が終われば、完成なんですから。音を出せるんですから。そりゃあ、感動しますって。

とは言え、まだ完成ではありません。ねじ止めの際に誤ってユニットを破損してしまってはオシャカですよ、これは。ここで深呼吸をして、一旦落ち着きましょう。これ大事です。

ねじ止めも電動工具は使わず、普通にドライバーで締めます。滑ってユニットを傷つけないよう手で押さえながら慎重に締めるのです。そうして最後のネジを締め終わります。

完成!

記念撮影はオシャレにしたいものです(笑)。あえての逆光。後面開口のスリットダクトになります。

安堵の吐息をつき、窓際で記念撮影?も済ませた後に、いよいよセッティングです。

セッティングと言っても、小さいので楽です。ただスピーカースタンドに載せて、ケーブルを接続させるだけです。

さあ、いよいよ音を出します。ようやく出せます。

…すいません、次回に続きます。

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