私の好きな邦楽ロック(1)・BLANKEY JET CITY

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これまでこのブログの中では、ほとんど洋楽について書いてきました。実際、洋楽を聴き始めた80年代は狂ったように聴き漁っていたので(お金が無いからラジオやレンタルが主でしたが)邦楽はお留守になっていて、当時流行っていたBOØWYや尾崎豊は聴いていないんですよね。今思うと、ストリート・スライダーズやレッド・ウォーリアーズは聴いておけば良かったですね。

90年代に入って就職してからは余裕も出てきたので邦楽にも注目することができました。そんな中で出会ったバンドやアーティストに焦点を当てていこうと思います。そんな第一回は…

BLANKEY JET CITY (ブランキー・ジェット・シティ)

音の力と言葉の力。この両方が強いバンドって、なかなかいないと思いますね。浅井健一(Vo,G)、照井利幸(B)、中村達也(Ds)という3ピース・バンドでありながら爆発的な音の塊を叩きつけてくれます。

浅井健一(ベンジー)のボーカルが何と言いましょうか…とにかく、「凄い」のです。正直、好き嫌いが分かれる声でしょうね。なかなかそれを表現するのが難しいのですが、裏声に近いような高い声で締め付けられるように歌う、そのヒリヒリとした緊張感に不思議と魅かれてしまうんですね。「魅入られた」とでも言いましょうか。

そのボーカリゼーションをさらに際立たせるものが「歌詞」ですね。絵も描くベンジーは言葉の使い方選び方も独特です。「水色の夕焼け」とか、どんな?と思ってしまいますが、何だか引き込まれてしまいますね。

さらにはその「発声」「発話」も独特ですね。他のボーカリストに比べて、言葉がダイレクトにこちらに届いて来るんですよ。「何を言っているのかわからない」の真逆とでも言いましょうか。つまり、普通なら不思議で意味不明になりがちな歌詞もその発声あるいは発話力とでも言える力で無理矢理?理解してしまうという仕組みなんですね。それでさらに歌詞が「刺さって」くるわけです。その言葉が頭をぐるぐるぐるぐる回るので、ブランキーを聴くと「疲れ」を感じたりもしますね。でもそれは面白い小説を読んでいる時のような刺激に満ちた疲れなのです。昔、夜中にスキー場に向かう車の中でブランキーをかけていたらウトウトしていた後部座席の友人が「歌詞がはっきり聞こえ過ぎて頭から離れない、眠れねー!」と言われた事がありましたっけ…

そんなブランキー、演奏力も「凄い」です。前述したように3人でギター、ベース、ドラムスなんですが、「本当に?」と言いたくなるくらい分厚い音なんですよ。スタジオアルバムでもほとんどそれ以外の楽器は追加されていないんですが、ライブでも本当に3人。サポートは一切無し。なのにこの音??よく演奏が上手いか下手かで論争になったりしますが、楽器のできない私にとってはとにかく「凄い」としか言いようが無いんですよね。

また、ベンジーの弾くギターも味わい深いものがあります。「グレッチ」というセミアコのギターで、そのクリーンさを生かしてあまり歪みを加えない粒立ちの良い音が言葉と共に突き刺さってきます。

今のところサブスクでは聴くことのできない彼らの曲、おすすめと言うか自分の好きな曲を挙げていきたいと思います。(公式YouTubeが無いので、リンクしていません。申し訳ありません。)

  • 赤いタンバリン 
    一番こちらが有名かつ分かりやすい曲だと思いますね。シングルヒットもしました。性急に掻き鳴らすギターからのベンジーの声。そしてベースとドラムの分厚い音が重なります。
  • ガソリンの揺れかた 
    イントロからしてカッコ良すぎです。クリーントーンなギターソロ、そこから叩きつけるような3人でしかできない分厚い音。それが急にストップしたかと思ったら「ガソリンの…」というベンジーの声。何もかもカッコいいですよ。
  • 冬のセーター 
    こちらはベースが最高にカッコいい曲。そして少々難解?な歌詞の世界に引き込まれて行く…
  • 悪いひとたち 
    この曲はですね〜、とにかく聴いて欲しいですね。おすすめではありますがブランキーの世界観にハマれるかハマれないかの踏み絵的な曲かもしれません。

最後にライブアルバムを一枚おすすめしておきます。

  • LAST DANCE 
    解散ライヴの模様を収めています。いや、当時この解散ライブツアー行ったんですよね〜。出張先の金沢でした。感動しましたわ…ここで初めてラストシングル「Saturday Night」を披露したのでした。

今聴いても全く色褪せない、と言うか聴けば聴くほど新しいのではないかというまさに「感性に響く」バンドだと思います。BLANKEY JET CITY 、控えめに言って最高です。

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