V60 NEOには必需品?リンスアシストを使う

COFFEE
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何ヶ月か前にようやく手に入れたHARIO「V60 NEO」、がっちりレギュラーの座を掴んで8割くらいはこれでドリップしています。お湯の抜けは速いのにテイストが濃く、特に甘みがしっかりと抽出される不思議。HARIOさんが開発に時間を掛けたのも納得のドリッパーです。

いつ見ても美しいデザイン。機能美と言うべきですかね〜。

このドリッパーに関する動画を色々見ていたのですが、開発者さんが出ている動画(粕谷哲さんのだったかな?)で「ペーパーリンスが前提」のような事をおっしゃっていた事に「お」と思ったわけですよ。つまり、フィルターをドリッパーに(正確には72本のウネに)ピッタリと張り付けたいわけですね。そうして実力を発揮できる、という事ですか。

これには虚をつかれた、と言いますか、ハッとさせられました。

と言うのは、私はペーパーリンスをほとんどしないのです。紙の匂いが強い純正ウェーブフィルターはリンスしていますが、通常はそのままドリップしています。特に頻繁に使うCAFECさんのフラワードリッパーは逆にリンスしないのがデフォルトのような認識でいましたし。まあ、実際にはできるだけ工程を増やしたくないだけではありますけどね。

HARIOさんの公式YouTubeチャンネルでもペーパーリンスのやり方を解説していましたので、ではやってみよう、と実践してみました。

ところが…うーん、動画のようにうまくいかないですわ…。かなりの部分が浮いてしまって、直そうとその部分に湯をかけると他の部分が浮いてしまうのです。さらには指を使って浮きを押さえようとして、さらにドツボにハマっていくという…。もう嫌だ。不器用な自分に腹が立つやら…。

これでは精神衛生上よろしくないですね。そんなわけで試してみようと思い立ちました。それが「リンスアシスト」と言われるグッズ。「ひつじ珈琲」さんの動画でも触れていたので気にはなっていたのです。ただ、紹介されていたのは金属製でまあまあ高価なんですね。さすがにそこまで出せないな…と、探してみると樹脂製のものも結構あるものですね。その中で決めました。「コーヒーフィルタープレスコーン」と銘打たれていましたね。

海の向こうから届いたものはパッケージに「圧紙器」と記されており、なるほどその通りですな、と思わずニンマリしました。

箱から出してみると、結構しっかりしていますし、仕上げも綺麗です。アクリル製との事ですが、重みもそれなりにあります。あまり軽いと押し付ける力が弱くなりますもんね。ウェーブフィルターの施されているウネの数に合わせた形状にもなっているので、汎用性が高いですね。

それでは実際にリンスしてみましょう。「V60 NEO」にフィルターをセットして、さらにこのプレスコーンを載せます。しっかりとセットされますね。そして湯を注いでいきますよ。

このようにフィルターをセットしてコーンを置きます。

さてどうかな…と、ドキドキしつつコーンを外します。すると、おお!きれいに張り付いているではありませんか。これなら合格?でしょう。

これで淹れるコーヒー、さらにテイストの特徴がグッと出ていて、それでいて雑味は少ないというこのドリッパーの持ち味がさらに向上した感がありました。さらに甘みが際立ちます。なるほど、これがデフォルトな使い方なわけですね。もうこのリンスアシスト器具は手放せなくなりました。

前回の「NEO」について書いた記事でレポートできていなかった「深煎り」の豆も、「テイストを引き出し、甘みが強く」出るこのドリッパーは向いているかもしれない、と思いましたね。苦味よりも甘みが前面に出るので「芳醇」と言える味わいがありますし、雑味も少なくなるので「スッキリしていながらコクもある」深煎りコーヒーを味わうことができました。もっと「トロッとした」ものを求めるならウェーブドリッパーかコーノあたりを選択すれば良いわけです。

ところでこの器具、他にもオリガミドリッパーにウェーブフィルターを合わせるときにも重宝しますね。しっかりとセットできて、フィルターをドリッパーにぴったりと密着させられます。

また、一杯用の陶器製ウェーブドリッパーがあるんですけど、これがなかなかの難敵でして、フィルターが収まらないんですね。リンスで強引にドリッパー内に押さえ込んでいたんです。きれいに収まれば良いんですが、ウェーブの部分がぐしゃぐしゃになってしまっていました。抽出にどのくらいの影響があるのかわかりませんが、あまり気持ちの良いものではありません。

このように、押し込んでも戻っちゃうんですよね。

そこでこのリンスアシストの出番です。角度の問題でしっかりとはセットできませんでしたが、フィルターを奥に押し込むことには成功しました。湯を注ぐとウェーブの形を崩さずにフィルターがしっかりとドリッパー内に収まりました。いや~便利。

アシストを使わなかったら、こんなにきれいにまとまらないんです。

そんなわけでこのリンスアシスト、特に「V60 NEO」を最近常用している私としては必須アイテムとなりました。つい最近までリンスなんて全くと言って良いほどしなかったのが嘘のようです。

それにしても、またコーヒー器具が増えてしまったので置く場所問題が発生してしまいますね。とりあえず、「SUIREN」ドリッパーの中に置いてみました。何だか「おしべ、めしべ」みたいでリアルな花っぽくなって、なかなか良い感じではないか、と。

なかなか、相性がいいんじゃない?

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