オーディオフェスタ2024見聞録

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今年も行ってきましたよ、名古屋国際会議場で開催された「オーディオフェスタ in 名古屋 2024」でございます。

とは言うものの、今回は体調が少々悪かったので行くのを迷っていました。何せ10数年前の事、同催しに出掛けた後にかなり長引く風邪を引いてしまった事があるのですよ。さらに同会場でブライアン・アダムスのライブに出掛けた時もまだ病み上がり状態で出掛け、結局ぶり返してしまった(自業自得ですな)という痛い経験もあったりと。鬼門なんでしょうかね。いや、ブライアンや国際会議場には何の罪もありませんけど(当たり前だ)。

何だか怪しかった雲行きの、名古屋国際会議場でございます。

でも行ってきたのです。どちらにしても時間があまり無く、自分に許された滞在時間は2時間ちょっと。まあ、このくらいならいいだろう(?)というよく分からない言い訳をしつつ向かったのでした。

こういう制限時間なので各ブースを駆け足で回ればいいだろう…などと甘く考えたのが運の尽き。最初は一階のハーマン、ヤマハ、ナスペックのブースを回って順調だったのですが…

ハーマンのブースではJBLとレヴィンソンという鉄壁の布陣。
JBLのヴィンテージ的な外観のアンプ類も揃っていますね。
ヤマハのブックシェルフは、往年のテンモニを想起させますが…
背面バスレフです。
内部構造は自作派には興味をそそらせますよね〜。
凹型の部品は、音響ボードでお馴染み、定在波をコントロールするもの。

そう、各ブースではプレゼンだったり評論家さんによる説明の時間があるのです。分かっていたはずなのに~急いては事を仕損じる。入ってみた「トライオード」のブースで小原由夫さんの解説や試聴曲を真剣に聞いてしまいました。これで1時間近くが過ぎてしまったわけです。とは言っても「時間を無駄にした」とは全く思いませんけどね。むしろこの条件の悪い部屋でよくここまで良い音が聴けた、と満足感を味わう事ができました。やはりこういうイベントには時間にたっぷり余裕を持って臨まねばなりませんね。反省。

トライオードも、高級機が増えましたね〜。

「ヨシノトレーディング」のブースには我が愛機ノッティンガムの「スペースデッキ」がマイナーチェンジを少しずつしながらも健在です。自分が中古で使い始めて20年ほど。息の長いモデルですよね。

「スペースデッキ」も、アームやターンテーブルの厚さが私のとは違いますね。

隣の「PDN」は「パラダイム」のスピーカーを「ファンダメンタル」のアンプで鳴らしていました。ファンダメンタル代表の鈴木哲さんによる解説を少しの間楽しんでいましたが、何せ時間が…鈴木さんにも申し訳ないと思いつつ、後ろ髪を引かれる思いでブースを出ました。混んでいたので音があまり分からないというのもありましたが…。

「PDN」のブース写真は人が多過ぎてよく分からない写真だったので、代わりに…

しかしまた「KEF」のブースで席があったので20分ばかり試聴することに。ちょうど価格帯は被る「Rシリーズのトールボーイ機」と「リファレンスシリーズのブックシェルフ」を比較していました。低域は当然トールボーイが出ていましたが、個人的には全体的なバランスと空間表現に秀でたリファレンスの方が好みでした。

こちらがトールボーイの「R」シリーズ。会場との相性か低域の制御が…
こちらがリファレンスシリーズ。小型ながらクオリティは高かったですね。

あとはもう、駆け足も駆け足。ディナウディオは少しだけ聴けました。相変わらず良い音でした。完実電機ではジャーマン・フィジックスの無指向性スピーカーが鎮座していました。こういう無指向性の鳴り方も好きなので、音を聴けなかったのが残念でしたね…

「ディナウディオ」は今年も良い音鳴らしていました!
「ジャーマンフィジックス」の無指向性スピーカー。

そんなわけで、もはやバタバタで会場を去りました。そうしたら、外は雨が…。

やはり、こういうイベントでは時間さえあれば色々楽しめますよね。

  • メーカーや商社の方に製品について質問をする
  • 評論家さんの解説を中心に聞いて回る
  • 評論家さんを固定して回る。つまり、追っかけ?
  • 中古レコードを物色する

などなど、一日中時間があれば楽しい時間を過ごすことができますね。会場である名古屋国際会議場はこの4月から大規模な改修工事に入るとの事なので、来年と再来年は別会場での開催になるでしょう。昔のように電気文化会館で行うには出展企業も増えましたしね。どうなるか楽しみでもあります。

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