コーヒー粉ふるいを使って、微粉とおさらば。

COFFEE
Exif_JPEG_PICTURE

※この記事にはプロモーションが含まれています。

コーヒードリップでよく問題?となる要素に「微粉」がありますね。「良いコーヒーミルになればなるほど微粉が少ない」「微粉によってフィルターの目詰まりが起こり、ドリップ時間が長くなる」といったように、ネガティヴに語られがちです。よくある「雑味」の最大要因のようにも言われますね。

では、「微粉を無くせばいい」のでしょうか。

そんなわけで実験してみたくなりました。ここで使うのが「コーヒー粉ふるい」という道具です。私はAmazonで入手しました。ステンレス製のシェイカーの中には金属メッシュのフィルターが入っているという二層構造になっています。この中に挽いた後のコーヒー粉を入れて、蓋を閉めてシェイクするわけですね。

使用した豆は「エチオピア・イルガチェフェ」。スペシャルティではないですが、ハイ・コモディティというやつですね。よく飲んでいるので選びました。特にエチオピアは微粉が出やすく、ドリップ時に目詰まりを起こして抽出速度が鈍りやすいという現象が起こります。目詰まりを改善して、それで美味しさが増せばいい事づくめですね。

このように3つに分かれています。

それでは早速やってみましょう。挽いたコーヒー粉を入れてシェイクします。ふるいに掛けられて網目から落ちた微粉を見てみると、それほど大量ではありませんが、確実に細かい粉がシェイカーには入っています。これでドリップして、実際にどうなるでしょうか?

このように蓋の部分を指で押さえつつ、シェイクします。(爪切れよ)
メッシュの目はそこまで細かくはないですね。

…なるほど、いつもエチオピア系でのドリップとは違い、後半で落ちる速度が鈍りませんね。確実に時間は短縮されています。肝心の味はというと…これもなるほど、ずいぶんとスッキリした味になりました。と言うか、少々物足りなさを感じてしまいました。

このように、シェイカーの底には細かい粉が溜まります。

やはり微粉はある程度は必要なのかも?とも思いましたが、いや待てよ…。確かに、それほどの量ではないにしても微粉の分だけドリップする豆の量は減っていますからね。湯の量を減らすか、豆の量を増やすかしないと公平ではないですわね。ここはもう少し検証が必要でしょう。

そんなわけで、少し豆の量を増やしてみました。すると今度は美味しい!これまで何度も飲んでいるのですが、少しランクが上がったように感じました。スペシャルティの特徴でもある、後味が大変スッキリしているんですね。それでいてコクはむしろ深くなったようで、さらには今まで隠されていた甘みが姿を現したようでもありました。これは良いですね。特に目詰まりを起こしやすいエチオピア(モカ)には試してみる価値があると思いました。

それでは深煎りではどうなのか?という話になるのですが、ちょうど深煎りの豆が手元に無く、中深煎りに近いブレンド(ブラジル、コロンビア、エチオピア)があったのでそれで同じように試してみました。結果は、やはり雑味の少ないスッキリしたものになりました。好ましい変化かと思います。

一般的には深煎りの場合は微粉混じりの方がガツンとコーヒー感を強く味わえるので、取り除かなくても良いという傾向がありますね。これは後日是非検証してみたいと思います。

ペーパードリップの場合は、目詰まりなどがあるにせよ抽出されたコーヒー液は微粉はありませんね。しかし、フレンチプレスや水出し(コールドブリュー)の場合はある程度微粉が混入しています。というわけで、水出しのケースについて実験してみましょう。

先日初めて水出し用に使っていたのはスーパーなどで購入できるキーコーヒーの「Doors」シリーズのスペシャルブレンドです。中煎りで豆の種類は「グアテマラ、ブラジル」とあります。出来上がったコーヒーが「ちょっと酸味がキツいかな?」という結果だったので、微粉を減らすことで改善できないものか、とこの企画にとってはまさに「渡りに船」というわけですね。

詳しい方から教えてもらって、今年から水出しが出来上がった時は一度サーバーに移して瓶の底に溜まった微粉を取り除いてから再び瓶に戻すという作業はしていた(これで翌日になっても味の変化が少なくなりました!)のですが、長時間浸漬状態に置く水出しでは最初から微粉が少なければそれに越したことはないのではないか、というのが今回の仮説です。

それにしても水出しの場合は最初に挽く豆の量が多いので、さらに一手間増えるのは正直億劫ではありますね(笑)。しかも寝る前の作業ですしね。でもまあ、これで上手くいけば…と、豆を挽いてはシェイク、シェイク…。

さて翌朝。サーバーに移す時に残る微粉は、確かにいつもより少ないですね。まだまだ残っていると言えばそうなんですが。とにかく肝心なのは味です。実食!

…おお、確実に違いますね。ちょっと渋かった酸味が、スッキリ方向の酸味に変わりました。これならゴクゴク飲めます。もっともっとシェイクして微粉を落とせば、さらにスッキリするかもしれないですね。手間はありますけどね。

そんなわけでこの「粉ふるい」、状況に応じて使っていきたいですね。また、1日に何杯も飲む場合は特に役に立つのでは?とも思いました。後口がスッキリしていますからね。良いミルと買ったのと同じ?と思ってしまえば、それはそれで幸せですよね(違う?)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました