以前書いたブログで、豆紹介をしたときにまだ飲んでいないものがある…と書いておりましたが、買って試す機会に恵まれたものがいくつかあるので紹介したいと思います。
まず、ニカラグア。
ナチュラル精製でしたがキツい癖などは無く、フルーティーな酸味が爽やかで甘みやほんのり苦味もある、というバランスの良さを感じました。少々お高め(笑)の豆でしたので、雑味は全くと言っていいほど感じませんでしたね。酸味のフレーバーは、柑橘系、特にオレンジを思わせるものがありました。
次に、東ティモール。
パッケージにテイストが書かれているので、それに引き摺られたわけでもありませんが、その通り「リンゴ、洋梨、メロン」というのは「なるほど、確かに」と感じました。紅茶的な上品さがあり、爽やかさが後を引いて、口の中が洗浄されたような感覚になります。「中煎り」でしたので程よい苦味もありましたが、それでも浅煎りかのようなフルーティーさは際立っていました。
コスタリカ、こちらは前の二つよりもメジャーかもしれませんね。
バランス系でコロンビアに近いような感触もありますが、よりマイルドでスッキリした酸味と甘味があります。あと口に深いコクを感じるので、満足感も高かったですね。調べてみると「豆を多くして濃いめに出すといっそうコクが出て良い」と言う記述が散見されたので、今度試してみたいと思っています。
タイの豆も試す機会がありました。
「サイアムブルームーン」という品種でした。こちらは大変マイルドでオーソドックスなコーヒー、という印象です。ブラジルに近いでしょうか。ブラジルよりほんのり柑橘系の酸味も入りますが、それほど主張は感じません。中煎りでしたので、もう少し浅い焙煎なら酸味も出てくるでしょうね。優しい味です。
エメラルドマウンテン、の名前は缶コーヒーでお馴染みですね。
こちらはコロンビアの厳選品種という事なのですが、通常のコロンビアとは違った甘み、香り、果実感があるので別扱いとさせていただきました。コロンビア、と言うとブラジルと並んでバランス系の代表とも言えますが、こちらは個性派です。前述した特徴に加えて、ボディ感とコクの深さもあくまで上品に主張してきます。
フルッタ・ブルボン、はブラジルの豆ですが個性派ですので。
いわゆる流行りの「アナエロビック(嫌気性発酵)」なので、かなり癖の強さを感じました。なるほどこれがアナエロビックか。確かに発酵させているんだろうな〜という味でした。ワイン、味噌などの発酵食品を思わせるテイストです。いつかアナエロの特集もしたいところですが、この癖の強さは今のところ個人的には「たまにはいいかな」と言う感想ですかね〜
また、新しい豆をいくつか試したら、このようにレポートしたいと思っています。そういえば、まだ「ホンジュラス」を飲んでいないですね〜それほど希少と言うわけではないはずなのですが、意外に試す機会に恵まれていませんね。「エルサルバドル」も、ですね。まだまだ、やることがあるというのは良いことでもありますね。
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