長岡鉄男氏が我が家を訪問された、2000年(2)

AUDIO
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前回に引き続いて、「オーディオベーシック」誌の記事で長岡先生が我が家を訪問した時の「顛末記」を自分のホームページから転載します。前回まだ音を出していませんでしたね。今回ようやく音出しが始まります。それでは…

「こんなに小さな音で…」とおっしゃる声とその時の表情(少しいたずらっぽい笑みを浮かべていました)を今でも鮮明に思い出します。焦ってしまって、綾戸智絵のCDは本当は2曲目をお聞かせしたかったのが1曲目のままになっていたような、そんな記憶もあります。当時、宇多田ヒカルの「First Love」がちょうど大流行でしたね。長岡先生の推薦でさらに販売枚数が増えた?それにしても、チェックされるポイントの多いこと。そう言えば「漫遊記はオーディオチェックの企画じゃないんだけど、ついこうなっちゃうね」みたいな事もおっしゃっていたような。ありがたかったですけどね。

当時の私の部屋(実家)。いや〜、片付けまくったんですよ。

この日、両親と妹はそれぞれ「いても邪魔だろうから」と用事を作って出掛けていたのでした。「外もそうなんですけど、家族の方にも音がうるさいと言われていて」と言うと長岡先生は「それはまあ、家族内の事はうまくやって下さいよ」と笑いながらおっしゃっていたことを、今思い出しました。結局その後、16cmのバックロードなんて作ったものだからさらにうるさくなったわけで…。うまくやれていたか?と言われると、うーむ。

今では名盤の一つに数えられますね、ローリン・ヒル。

結局、「CDX-10000」は動かなくなるまで使いました。その後中古でエソテリックの「X-1」を経て「VRDS-25XS」を手に入れます。今の私の好みの音は、「柔らかい」のかもしれません。しなやか、と言った方が良いかもしれないですね。「水」を感じさせる音と言いましょうか。よく「微粒子のような」と言う形容がありますが、どれだけ細かくても「粉」じゃ不満足なんですよね。「流体」であって欲しいです。この時デンオンのプレーヤーから感じたのは大袈裟に言えば「粉っぽさ」だったんじゃなかろうか、と思ったりします。ただ、中低域はゴリっと硬めの方がやっぱり好きかなあ。中高域は少し甘みを加えたマイルドだけど艶やかな質感が欲しいですね。何だかコーヒーの話みたくなって来ました。

あっという間の時間でした。今だったらコーヒーをドリップしてお出しすることが出来ただろうか…いや、そんな時間は絶対に無かったでしょうね。時々「玄関の鍵閉めたっけ」となりますが、それは年齢のせいではないですね。若い頃から変わっていなかった事がここから分かりました。

「スポーツは体に悪い」というのは確かにそうなんですよね。入り込めば入り込むほど、ある程度「体を虐めざるを得なくなる」わけですから。プロスポーツ選手が怪我で引退したり、プロレスラーが引退後足を引き摺って歩いているのを見ても、その思いを強くします。何事も適度が一番。まさに長岡氏が提唱する「いい加減」になるわけですね。

さて今回はこの辺で。私の自宅(実家)への訪問は終了ではありますが、まだまだ続きます。

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